雪花菜って何?
おからを漢字で書くと「雪花菜」。私も初めて知ったんですけどね(笑)
パソコンで変換したらこの漢字が出てきました。
別に「卯の花」という呼び名もありますね。
おからって豆腐を作る時に豆乳を絞った後の絞りかすのことです。
ニンジンやちくわ、油揚げなんかを入れて炒り煮にして食べますよね。私は結構好きですよ、あれ。
話は変わりますが、以前にどこかのサービスエリアでニジマスをおからに漬けたものを買ったんですよね。1,000円くらいしてましたかね。
これが凄くうまかったんです。
それをいつか再現してみようと思っていて、今回試作品を作ってみることにしました。
今回はスーパーで買ってきたトラウトサーモンを使いますが、管理釣り場で釣ったニジマスも三枚におろせば同様にできます。そもそもトラウトサーモンはニジマスを養殖で大きくしたやつなので、同じ魚です。
もちろん、イワナやアマゴでもできます。その他、イワシやサンマで作ってもうまいと思います。
ニジマスの卯の花和え
- トラウトサーモン…200g
- おから…300g
- 塩…12g
- ニンジン…30g
- ショウガ…20g
- 砂糖…45g
- みりん…50g
- 酢…50g
- 鷹の爪…2本(輪切り)
トラウトサーモンの柵、両面に塩を振り燻製作りの時と同様に網に載せて冷蔵庫に入れ一晩おきます。
ここからは翌日。
一晩おいたら、酢でさっと洗いペーパータオルで汁気を拭き取ります。
おから300g。ニンジン30gとショウガ20gは細切りに。
鷹の爪2本は細かく輪切りに。
フライパンに、砂糖45g、みりん50g、酢50gを入れて沸騰したらおから300gを入れて焦げないように注意しながらパラパラになるまで炒ります。
ニンジンとショウガを加えさらに炒め、鷹の爪を入れて混ぜ合わせたら火を止めて完全に冷まします。
柵が入るくらいのタッパーにおからを敷き詰め、その上に柵を乗せさらにおからを被せてスプーンの背で固めます。今回はトラウトサーモンは200gですが、この分量のおからで300gまでは漬けられると思います。
フタをして、冷蔵庫に入れ2〜3日そのまま寝かせます。
2〜3日後。
今回は二晩(36時間)漬け込みました。
好みの厚さに切ります。
できました!
お好みで添えたおからをまぶして食べます。色鮮やかでイイ感じ。
これは実家へ持っていって食べました。
うまいんだけど、ちょっと味が薄いですね。醤油をかけて食べました。
オリーブオイル漬けと同様旨味が凝縮されていて、とてもうまいです。
実は今回、上記した塩の量12gよりも少なかったので、おそらく12gなら良さそうだとレシピ上はそう書きました。
あとは、漬け込む時間も3日間にした方が良いかもしれません。
それと、おからをもっとしっとりと仕上げたい。普通の炒り煮のように油やだし汁を加えて酸味も加え、それを漬け床にした方がいいのかも。
まぁ、これはこれで悪くなかったけど、また折を見て試作第二段をやってみます。
★後日追記:
魚をアジに変えて、改良版を作りました。かなりイケます!
コメント
この挑戦する意欲が、なにより素晴らしい。
きっと何度か作られるうちに、リコプテラさん自身が絶賛するものができるんじゃないでしょうか。
ご本人が、「これは旨い!」って紹介するレシピを待って、真似しよう・・・なんて・・・へへへ。(笑)
kuniさん、こんにちは。
いつも挑戦と失敗の繰り返しでございます(笑)
そうですねぇ、これはこれで悪くはないと思いますが、もう少し改良を加えたいというのが正直なところです。もう少し待っていてくれると自信を持ってお勧めできるものになるかも(^_^)
おはようございます。
見た感じはイズシのようにも見えますね。
おから自体が栄養価が高いですから、健康的で体にも優しそうです。
マンボウさん、こんにちは。
「いずし」って「なれずし」とも呼ばれる、鮒寿司に代表されるあの発酵させた寿司のことですよね。私は食べたことがないので、一度食べてみたいような食べてみたくないような(笑)あ、でも、「へしこ」もなれずしの一種だとすれば食べたことがあります。私は結構イケると思いました。
おからは安くて栄養化も満点で優れた食材ですよね(^_^)
こんばんは 色鮮やかで美味しそうです(^^) 問題点が解っていれば、次は上手くいきそうですね。次回に期待してます。
Kさん、こんにちは。
最初に塩を振って水分を抜いているのと、漬け込んでいる間にも適度に水分が抜けて身が凝縮されて色鮮やかに仕上がりました。
あと何回か作れば、もっと美味しくなるかもしれません。おから自体は美味く仕上げられますが、魚の保存性を確保できるのかどうかがポイントかも(^_^)
なかなか時間かけて熟成させるようですね。こちらはどちらかと言えば魚は新しいうちに食べる人が多いけど僕は割と熟成派(笑)
Nori1022さん、こんにちは。
今回のは漬け床にしたおからがちょっとぱさついた状態だったので、二日漬けただけでは味の浸透が薄かったと思います。次回は漬け床を改良してみたいと思います。
そちらでは新鮮な魚が捕れますから、鮮度を生かした食べた方でいきたい人が多いのはわかりますね。
プリプリした食感を取るか、熟成した旨味を取るか、どちらも捨てがたい(^_^)
おはようございます。
何とも言えない良い色ですね、少し手間が掛かりますがこれは良いです!!
何と言っても品が良いですね感心しました。
ハックル70さん、こんにちは。
トラウトサーモンは元々きれいな身質ですが、水分を抜いて漬け込んでいる間に身が凝縮されてさらに色鮮やかになりました。
今回は少し味の入り方が薄かったせいもあって、正に上品な仕上がりでした(笑)
次回はもう少し改良してみたいと思っています(^_^)
おはようございます。
うちはかなり夫婦ともサーモン好きなので、
早速作ってみます。
オリーブオイルと生ニンニクとレモンでさっぱり食べるのがうちの定番ですが
バリエーションが増えます。
yasubei さん、こんにちは。
そうですか、ご夫婦揃ってサーモン好きですか。最近ではサーモンは子どもたちにも人気の寿司ネタらしいですね。私は光り物の方が好きですけど。
今回の卯の花漬けは、もう少し漬け床としたおからの改良が必要かなと思います。yasubei さんもいろいろ試してみて下さい。
オリーブオイルと生ニンニクとレモンの組み合わせ、美味そうですね(^_^)
身の赤い岩魚を釣ったことがあります。
開拓地のため池で、甲殻類をよく食べていたのかもです。脂の乗りが良くてうまかったです。
今回のオサカナ身の色が良い発色ですね。料理と相まって食べたいという欲望がでます。
私はサケの握り寿司は経験がありません。コールドスモークなら食べるんですけどね。
かってはサケには寄生虫の関係から、ルイベでしたでしょうけど、現在はダイジョブですからねー。
FFfreak さん、こんにちは。
甲殻類を食べると身がサーモンピンクになるらしいですね。赤身の岩魚とは珍しい!
今回のように色鮮やかに仕上がると食欲をそそりますよね(^_^)
回転寿司では最近はサーモンが人気ネタらしいですよ。私は光り物の方が好きですが。サーモンと言っても銀鮭や紅鮭ではなく、トラウトサーモンつまりニジマスを養殖で大きくしたものを使っていると思います。
天然の鮭は今でもアニサキスの危険性はあるんじゃないでしょうか。家庭用の冷凍庫で凍らせたくらいでは死滅しないと聞いたこともあります(^_^;)