3月3日、気温も上がりそうで釣り日和。南アルプス方面へ釣りに行きました。例の赤虫フライはこの川で使ってみたかったのです。さて、結果はどうだったのでしょうか・・・
解禁日のように早朝から行っても厳しいだろうから、のんびり出かけます。
現地到着午前10時半。岸辺には福寿草が咲き、水の色もイイ感じ。水量はちょっと少なめだけど、コンディション良さそう(^_^)
使用タックル、(楽天市場で見る)+リールSage1830。ラインDT-3F、リーダー7.5ft6Xにティペット7Xを60cm継ぎ足し。
気温10℃、暖かくていいね。だけど、予想外に水温が低く2℃。ありゃりゃ、なんでこんなに冷たいの?
ビーズヘッド・ヘアーズイヤーニンフを結んでマーカーを付け、釣り開始。
しばらくして、この深瀬。この水温じゃこんなところに出てきてないかなー、と油断していたらアタリがきました!
が、しかし、水面まで引き寄せたところで、フックが外れました・・・あちゃー(>_<)
魚はちょっとパニックになったのか、水面で体をくねらせながら流れてきます。なかなか良いサイズのアマゴでした。
ふと我に返って、
背中のランディングネットを手にして掬おうと思ったら(笑)、アマゴも我に返って葦際へと潜っていきました。
まだそれほど活性は高くなく、口先でつつくような喰い方なのかもしれません。
今日は大きな淵ばかりではなく、小さめのポイントも攻めてみます。
ここでピクッとアタリが来たので合わせますが空振り。再度キャストしてじっくり待つと、もう一度来ました。今度はロッドを振るわせました。小さいけどきれいなアマゴでした。
陽が当たっているところは暖かいけど、まだこんなつららができているところを見るとドライフライの季節はまだまだ先だなー。
そして、本日のメインイベント。それほど大げさな話じゃないけど(笑)
先日巻いた赤虫フライはここで試したかったんです。
このポイント、例年今この時期にアマゴが群れているのを見かけるんです。
でも、川全体の水が少ないせいか、それとも砂利で埋まったせいかちょっと浅くなってるな。
魚影は見えないけど、しばらく見ていると、奥の大岩の手前でユスリカらしき小さい虫が水面ギリギリを飛んでいる。想定通りじゃないか(^_^) ここにはやっぱり赤虫がいるに違いない。
早速、例の赤虫フライを結んで、キャスト。マーカーにアタリが出て合わせるけど空振り、を何度か繰り返し、
「これ魚がかなり小さいのかも」と思い始めた時に、
やっとフッキングしました! さっきと同じくらいのサイズのアマゴ。
昨年はここでもう少し大きいの釣ってるけど、放流したてみたいな弱々しい魚だったんだよね。今年は小さいけど、元気できれいな魚なのがいい。
そして何より、ここで釣れることを想像して巻いた赤虫フライで釣れたのがうれしい!
今日はこれで満足ですぞ(^_^)
1時頃になって、水温は6℃まであがりました。
この川、こんなに急激に水温が変化するの?
しばらく釣り上りますが、ここぞ早期のポイントというような大淵ではあまり反応がなく・・・まぁ、解禁から人がたくさん入ってるだろうしね。
日陰になっていて寒々しいこのポイント。ヘアーズイヤーニンフで、もう一尾。
別のポイントでも(ポイントの写真撮り忘れたけど)。
次回はネット全体を写せるくらいのサイズを釣りたいな(笑)
ここから先はしばらく浅めの瀬が続きます。5月くらいになれば、この辺りは楽しい釣りができそうだ。今日は早めにもう帰ろうかな。
川の様子見がてらもう少し上っていくと、中州でキツネが死んでいました。
昨春の黒川でもキツネが死んでいるのを見かけたし、冬の間に死んで雪で冷蔵されていたのか、春先は動物たちの亡骸を目にすることが結構ありますね。
このキツネは死んでからそれほど経っていないように見えるけど。
あれ? このキツネちょっと気になることが・・・それはまた後日書くことにします。
★後日追記:キツネについてはこちらに書きました。
結局一番最初に取り逃がしたヤツが一番大きかったな(笑)
今日は何と言っても赤虫フライで釣れたのがうれしかった。そして、サイズはイマイチだけど、元気できれいな魚たち。
今日も川の神様に感謝(^_^)
コメント
おはようございます。
マッチザハッチ、マッチザベイト
算段通りに魚が答えてくれると嬉しいですよね。
新作毛鉤巻いていった甲斐がありますね。
低水温のなか連発、流石ですよ。
匿名さん(となっていますが、たぶんテクニカルゲームさんですよね?)、こんばんは。
そうですね。推理してそれが当たるとうれしいですね。それが釣りの楽しみの一つのような気がします。単なる偶然かもしれませんが(^_^)
2時間ちょっとの間に水温が2℃から6℃に上昇しました。西向きの川だから、陽が当たり始めると、温度が一気に上がるんですかね。
相変わらず小さい魚でしたが、楽しめました(^_^)
おはようございます。
綺麗な水、綺麗な流れですね~。
こんな流れに竿を出すだけでも楽しいです。
更に、綺麗な渓魚を手許に寄せれれば・・・、最高です。
マンボウさん、こんばんは。
おっしゃる通りで、この川のきれいな水を見ながら釣り上るだけで、爽快な気分です。全く釣れないのはキツイですが、それなりに反応があれば楽しいですね。
フライフィッシング向きの瀬もたくさんあるので、桜が咲く頃からが楽しみな川です(^_^)
目的を持っての釣は達成すると達成感がちがいますね
赤フライて目的の場所を定めフッキングすれば
最高の喜びでしょう、暖かくなり益々もえますね。
釣りお爺さん、こんばんは。
釣行毎に自分なりのテーマを持って臨むと、新しい発見がありますね。
今回は、それなりの成果がありました(^_^)
いろいろ考えずに、ただ釣ることを楽しむってのもいいですけどね。
もう少し、あともう少し暖かくなれば、ドライフライの釣りが楽しめそうです。
山女魚さんと楽しまれたようで羨ましいです。
しかし流木の下に見えるつららは寒気がしました(笑)
寒い!釣りたい!寒い・・・(笑)
赤虫の効果が出たのもお見事ですね。渓流の餌には赤虫を聞いたことが無かったのですが生餌も釣れるのでしょうかね???
幻の渓流師さん、こんばんは。
気温は10℃ほどあるにも関わらず、陽当たりの良くない場所は地面も凍っていました。日陰はまだまだ寒いです(^_^;)
身も心も楽しい釣りができるのは、やはり桜が咲く頃からですかね。
私も渓流で赤虫を餌に使うというのは聞いたことないですが、赤虫や紅サシも止水状態のようなポイントでは、意外と釣れるのでは?と思っています。
綺麗な魚ですね。
フライで釣るアマゴは達成感ありますね。
Nori1022さん、こんばんは。
小さいけど綺麗なアマゴでした。夏以降はどうしても源流へ向かうことが多くなり、アマゴがあまり釣れなくなるので、今年は初夏頃までにいいサイズのアマゴを狙おうと思っています(^_^)
ドライフライにアマゴが飛び出してくれるのが待ち遠しいです。あともう少し、苦手なニンフの釣りで我慢します(^_^;)
キツネは胃袋の中に・・・
いや、まさかね(笑)
ボクのはいるところより少し下の方かな?
日が差し込む川がキラキラ光ってこの時期らしくて綺麗ですネ。
いわなたろうさん、こんばんは。
安心して下さい。キツネはそういう話じゃありませんので(笑)
そうですね、いわなたろうさんが入っている所より下だと思います。前回SHUYAさんが入っていた辺りですね。
確かに川には春特有のキラキラ感がありますね。
もう少しで、ドライフライに出てくれるんじゃないかと期待しているところです(^_^)
赤虫フライ、釣れましたね!
こちらの渓もユスリカがけっこうまとまって飛んでいたので効果ありそうです。
さっそく巻いてみます。
小さいフライって魚が見つけてくれるか心配になりますが、ゆるい流れならしっかり食ってくるんですね。
タキビさん、こんばんは。
このフライは使う場所や状況が限定されそうですが、うまくマッチすれば威力がありそうです。
魚たちの気分次第かもしれませんが、小さいフライにしか反応しない時と、逆に大きいフライにしか反応しない時もありますね。
なかなか難しくて、そこが楽しいのかもしれませんが(^_^;)
おはようございます。
山室川、毎年一度は行っておりました。ほぼ同じようなポイントですね。
ですが、今年は行けそうもありません。
赤虫フライ良いですね。私はフックサイズ大き目の青虫フライや砂や枯葉を付けたストーンフライをイワナ狙いで時々使います。
私の初釣りは多分4月20日、お師匠の案内で出かけます。
この日のためにビーズヘッドイヤーズニンフをこれからマキマキします。
無茶1さん、こんばんは。
昨年はブログにアップされてましたね。今年は来られないんですか、残念です(>_<) 源流のイワナには大きいニンフが効くことありますね。 お師匠さんとお出かけですか。4月20日頃ならドライでいけるんじゃないですか? 楽しみですね(^_^)