前回の折りたたみノコギリに続き今回も刃物ネタです。
ちょっと刃物マニアになりつつある私(笑)
以前に少し書きましたが、フキノトウを採るときに稲刈り鎌が意外と便利だったんですよね。
そんな折りに、とあるお祝いのお返しにもらったカタログギフトに『山菜採小刀』というのが出ていました。
おぉー、これいいじゃないですか!
これがあれば山菜採りも楽々|山菜採小刀
その名もそのものズバリの、山菜採小刀(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)。
パッケージに「里山探検」なんて書かれてるのもイイ感じ。そうなんですよ、山菜採りってちょっと探検っぽいところがあるんです。
前回登場した折りたたみノコギリの高儀がある新潟県三条市のお隣のこちらも刃物で有名な燕市で作られています。富田刃物という会社が仁作(ニサク)というブランド名でいろんな刃物を作っています。
OEMで包丁やナイフなんかも作っていますが、仁作ブランドで出しているのはちょっと変わった刃物が多いです。こんなのも欲しくなるよね(笑)
仁作 山刀(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
仁作 水刀(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
山刀の方は鉈みたいな使い方もできるしシャベルのように土を掘ったりもできます。
水刀の方は、海の岩場に張り付いた貝類を剥がすのにも重宝するとか。
私は山国に住んでるので水刀の方はいらないけど、山刀は欲しいかも。
ベルトに装着できるケース付きなのも良いですね。
このギザギザ刃をケースなしで持ち歩くのはちょっと危ない。
写真2枚目はケースに入れた状態。すっきり収まって安全に持ち歩けますね。
ふきのとう採りの時に使った稲刈鎌と比べるとずっとコンパクトで扱いやすいです。
グリップも握りやすい形状になっているので、手にしっくり馴染みます。
先端部まで刃がついているのが重要
そして重要なのが刃の付け方。
稲刈鎌は先端に刃のない部分があって(写真1枚目黄色矢印)、フキノトウやヤマウドなんかを採る時に地面に差し込んで切ろうとするとうまく切れないんですよね。
山菜採小刀は先端部まで刃が付いているから狭いところに刃を入れてもザクッと切れます。
元部はギザギザ刃ではなく平滑な刃が付いているので、ものによってはこの部分でスパッと平滑に切り取ることもできます。
ベルトループはゴム製なので、フィット感が良くて耐久性もばっち。
ケース下部にはカラビナが付いています。これは何のために付いているかというと、
ちょっと手軽に山菜採りをしようって時にこんな風に袋をぶら下がられるようになってるんです。出先でちょっと山菜見つけた時にレジ袋しかないなんてこともあるし。
まぁ、これは応急用であって本来は腰ビクを持っていった方が良いですけどね。風通しの悪いレジ袋に山菜を入れて持ち歩くと、蒸れて萎れちゃうので。
グリップエンドに埋め込まれた方位磁石。
万が一の事態では役に立つこともあるかも。
今はスマホの電源さえ残っていてGPSを捕捉できる状況であれば、FieldAccess2やジオグラフィカで自分の位置確認や方角確認はできるけど、スマホの電源切れ状態では全くの無力。方位磁石ならいつでもどこでも動くのがすばらしい。
と言っても、地図を持っているかおよその地形図が頭に入っていないと自分の位置確認はできないけど。
まぁ、万が一にも山菜採りで方位磁石を使わなくちゃいけないような状況に陥ってはいけません。
実際にフキノトウを採ってみよう。
根元に差し込んでザクッと一引き。スパッと切れて気持ち良い。
これからシーズンになるカンゾウや葉ワサビを切り取る時にも重宝しそう。
この山菜採小刀は使えるね!
コメント
刃物って物理的にも危険だけど、ひとつ刃物アイテムを手に入れると、まず間違いなく(ボクの場合)違う刃物も欲しくなるという危険性も秘めてますね。(笑)
三条市や燕市って、1月にレンタカーで走ったから懐かしい。^^
kuniさん、こんにちは。
刃物と火器が好きだというちょっと危険な私。
ネットで検索していると次から次へと欲しい物が出てきて、本当に危ないです(笑)
先日の旅行は日本酒ツアーだったから、刃物は目に留まりませんでしたか。次回は刃物ツアーも良いかも?
ノコギリの記事にも出て来ましたが、そちらの小野市とか三木市は刃物で有名なようですね(^_^)
山菜は僕も同じようなの使ってます。色々な山菜をこれで刈り取ってます(笑)
ウドとか特に取りやすいです。
Nori1022さん、こんにちは。
山菜を採るなら、こういうギザギザ刃が重宝しますね。
以前は私は普通のナイフを使ってましたが、地面に突き刺したりしてると刃こぼれしちゃいました。
ウドはなるべく深いところから採りたいので、やはり地面に刃を突き刺す必要がありますね。ウドは天ぷらや酢味噌和えにすると美味いですよねー(^_^)
おはようございます。
上のほうに載っている「仁作 山刀」って、ゾクゾクする凄みがありますね。
両刃で殺傷能力は抜群な感じで、裸身で持ち歩いていたら、銃刀法違反で御用になりそうな感じです。
それにしても、色々な刃物が売られているのにビックリです。
マンボウさん、こんにちは。
山刀、ぞくぞくするでしょー、間違いなく殺傷能力ありますね(笑)
鞘に入れていなくても、山に行く時以外に車に積んでいただけで職務質問受けちゃいますね(^_^;)
刃物メーカーもいろいろあって、それぞれに得意分野があるようで特殊なものも結構ありますね。見ているだけでも楽しいです。
おはようございます。
私のアレは山菜用の鎌を良く失くします、したがって安物にしています、腰にぶら下げるのも危ないので紐を付けるわけにもいきませんしね、シルバー人材センターで家の片付けを依頼されていた時、使わず捨ててあった鎌をもらって来て刃を半分にカット、柄も短くして数本用意してありますが、山フキ採りの時が葉を切り落とす時失くすケースが多いですね。
ハックル70さん、こんにちは。
隊長をアレ呼ばわりしてはいけません(笑)
私もナイフをなくしたりするので、人のことは言えないんですよね。今回の山菜採小刀は腰に付けられる鞘付きなので、なくしにくいかなと思います。
鎌を改造して使い良くしているのはさすがですね。
刃物類は置き忘れるとまず見つからないので、私も気を付けようと思います(^_^)
男はワクワクするネタです(^-^) 私は、山菜採りの道具の前に 山菜を覚えないといけない
Kさん、こんにちは。
ワクワクするでしょー(笑)
私は刃物好きなところがあるので、刃物メーカーのサイトを見ているとあれこれ欲しくなってきて非常に危険です。
これから山菜のシーズンになりますから、ぜひ山菜を覚えて楽しんで下さい。もう少しでコシアブラが採れる季節になりますね(^_^)
これは業物ですね。鋭くてカマキリの鎌のような。。
熊と出会っても戦えたりして。。。
こんな業物まで載ってるギフトカタログもかなりマニアックな気がしますね^^
ポンタさん、こんばんは。
確かにこれはしっかりとした作りで、かなりの切れ味です。
さすがに熊と戦うにはちょっと心許ないサイズなんですが(笑)
最近のギフトカタログはかなり幅広いラインナップで、アウトドア用品も結構出ていましたよ。
その中でも山菜採小刀はほんとにマニアックで、これを頼んだ人は私くらいのものでしょう(笑)