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はっきりわからないものが一番怖い|魚介類の寄生虫対策

その他魚介料理
この記事は約3分で読めます。

魚介類の寄生虫対策

先日ニンニクマヨ焼きにしたサワラ。そして、後日記事にする予定のスルメイカも寄生虫の危険があると言われますね。
ところが、寄生虫に関しては諸説あって、イマイチあいまいなんですよね。
寄生虫の写真をどーん!と載せても気持ち悪いので、今回は写真はなしです。興味ある方は、下記リンクをご参照下さい。
人間、未知なるものが一番怖いですよね。なんだかはっきりわからないもの。例えば心霊とか(笑)
ただ怖がっているだけじゃなくて、まず敵を知らなければいけません。

150617魚介類に寄生する生物
面白そうなので、こんな本を買ってみました(アマゾンで見る)。
魚介類に寄生する生物について、詳しく書かれていて、おもしろいし勉強になります。
ただ、寄生虫対策については、「−20℃以下で24時間以上冷凍するか、加熱する」としか書かれていません。まぁ、それしかないと言えばそうなんだけど(笑)

長野県辺りのスーパーで売られているスルメイカについては、一度急速冷凍して解凍されたものだから、安心だという説もあるみたいだけど、真偽のほどはわからない。まぁ、今まで何度もスルメイカの塩辛作ってるけど、確かに寄生虫に遭遇したことはない・・・

アニサキスの実物は、サンマの皮と身の間に一度だけとぐろ状になっているのが付いていた(生きていた)ことがあったし、真鱈の内臓に付いているのを見たことがあるくらい。
ちなみに、サンマの表面によく丸い跡がついていますが、それは、アニサキスが付いていた跡です。
人間に害のある寄生虫の代表格がアニサキスですね。生きた状態で人間の体内に入ると、胃を食い破られて激しい腹痛に見舞われたり、オソロシイですね。

私は割といろんなものを生で食べているから、自分なりの寄生虫対策をまとめてみよう。

  1. 自分で釣り上げた魚の場合は、生きているうちに内臓とエラを取り除く。
    内臓やエラに寄生するものが多いです。
  2. 十分な加熱もしくは、−20℃以下で24時間冷凍すれば死滅する。
    家庭用の冷凍庫の場合、−18℃くらいのものが多いようなので、完全には無理かも。
  3. 身に侵入しているかどうか、光に透かして確認する。
    アニサキスなど身に侵入するものは目視できる場合があるので、発見したら取り除く。
  4. 皮は取り除き、鱗が接していたまな板は綺麗に洗ってから調理する。
    皮も食べる場合は、皮表面をバーナーで焼く。
  5. イカの塩辛で内臓を使う場合は、念のため一度冷凍して裏漉しする。
  6. ここまでやって、さらに最終手段としては、良く噛んで食べることです。これが最後の砦です。
    寄生虫は生きてお腹に入ると問題であって、包丁で切られたり歯でかみ潰されたりして死んだ状態なら、食べちゃっても無害です。ただ、アニサキスに対するアレルギーを持っている人の場合はじんましんなどのアレルギー症状が出ることもあるので、注意が必要です。
    それと、アニサキスほどの比較的大きな寄生虫は歯でかみ潰すことも可能ですが、極小サイズの物に対しては効力が低いと思うので、5までで完全封鎖するのがベストです。

※誤解している人も多いようですが、ワサビや酢、醤油、塩など通常の濃度では寄生虫は死にません。

要点さえ押さえれば、必要以上に神経質にならなくても大丈夫だと思いますが、リスクを100%回避するには、魚の生食をしないということしかありません。

買った魚にアニサキスが付いていたと苦情を言う人もいるみたいですが、私は普通に取り除いて食べます。そもそも、生きているものには目に見えないくらいの大きさの微生物や菌なんかは必ず付いているし。
なんと言っても私の場合ざざ虫を食べてたりしますし(笑)

魚介類の寄生虫については、こちらに写真入りで詳しく解説されています。興味ある方はどうぞ。
魚介類以外の寄生虫についても書かれているこちらのサイトもわかりやすいです。
★虫が嫌いな人は見ない方が良いかもしれません。
海の青物やイカなどで報告事例の多いアニサキスはこちら
イワナなどにも寄生するというサルミンコーラはこちら

寄生虫については詳しく書かれているサイトはありますが、その対処法についてはあまり書かれていないんですよね。
なぜだろう?そこが一番重要じゃないのかな。

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コメント

  1. おはようございます。

    そうですね〜、分らないものが一番怖いですね〜、正にオバケです。
    正体が分った時に一層ビビる人もいるので、困りますね。
    魚が死ぬと寄生虫が内臓から身に移るとは・・・、テイクアウトでは早めに内臓とエラを取り除いた方が良さそうですね。

  2. おはようございます。
    覗いてみましたよ、こんなに沢山の寄生虫がいるんですね。
    びっくりです。
    日本寄生虫学会なんて専門に研究しているところもありますし
    昔のパリコレのモデルは腸にサナダムシを寄生させスタイルを維持していたみたいです。

  3. 寄生虫、イヤですよね〜
    アニサキスはボクもタラでお見かけしたことが何度かあります。
    取って食べるけどサバなどの蕁麻疹の原因はアニサキスだとも言うし・・・
    ブリからハリガネムシのようなブリ糸状虫がニョロニョロと出てきたこともあります。

  4. こんばんは。
    魚介類の寄生虫怖いですね、意外と問題視されていないのが問題ですね?
    以前、知人がホタルイカで大変な目にあった事がありました、食中毒と違って公の対応が無かったのは不思議な事ですね、ほとんど無知識のうちに買って食べているだけに、自分の捕った魚くらいは気を付けて頂きたいものです。

  5. マンボウさん、おはようございます。

    > そうですね〜、分らないものが一番怖いですね〜、正にオバケです。
    > 正体が分った時に一層ビビる人もいるので、困りますね。

    そうです、オバケ怖いです(笑)

    > 魚が死ぬと寄生虫が内臓から身に移るとは・・・、テイクアウトでは早めに内臓とエラを取り除いた方が良さそうですね。

    エラと内臓と取り除けば、危険度はぐっと下がりますね。
    ヤツらも腐敗していく内臓の道連れにされては困ると、身の方へ移動するんでしょうね。
    寄生虫も生きていくのに必死ですね(^_^)

  6. テクニカルゲームさん、おはようございます。

    > 覗いてみましたよ、こんなに沢山の寄生虫がいるんですね。
    > びっくりです。

    普段気にしていないですが、生物にはなんらかの寄生生物がいるのが普通なんでしょうね。

    > 日本寄生虫学会なんて専門に研究しているところもありますし

    いろんなことを研究している人がいるもんだと、感心しますね(^_^)

    > 昔のパリコレのモデルは腸にサナダムシを寄生させスタイルを維持していたみたいです。

    確かに寄生虫ダイエットみたいな話、聞いたことありますね。
    私は寄生虫を必要以上に怖がらないというスタンスですが、自分の体の中で飼おうとは全く思いません(^_^;)

  7. いわなたろうさん、おはようございます。

    > 寄生虫、イヤですよね〜
    > アニサキスはボクもタラでお見かけしたことが何度かあります。

    うにうに動いているのを見ると、さすがにゲゲッと思いますね(笑)

    > 取って食べるけどサバなどの蕁麻疹の原因はアニサキスだとも言うし・・・

    そういうこともあるらしいですね。ともかく、生食は要注意ですね。

    > ブリからハリガネムシのようなブリ糸状虫がニョロニョロと出てきたこともあります。

    私はイワナの肛門からハリガネムシがひらひらしてるのを見たことがあります。
    まぁ、それはイワナがハリガネムシの寄生したバッタかなにかを食べたせいだと思いますが・・・

  8. ハックル70さん、おはようございます。

    > 魚介類の寄生虫怖いですね、意外と問題視されていないのが問題ですね?

    そうなんですよね。毎年アニサキスの被害報告はあるのに、もっとハッキリした対処法などを啓蒙すればいいのにと思います。

    > 以前、知人がホタルイカで大変な目にあった事がありました、食中毒と違って公の対応が無かったのは不思議な事ですね、

    寄生虫に対する公の対応って、実にあいまいな感じなんですよね。ホントに不思議ですが。
    ホタルイカの生はかなり危ないらしいですね。富山へ旅行に行ったときに、ホタルいかのしゃぶしゃぶというのを食べましたが、「しっかり火を通して食べて下さい」と書かれてました。それって、もはや、しゃぶしゃぶではないのではと思いました(笑)

    > ほとんど無知識のうちに買って食べているだけに、自分の捕った魚くらいは気を付けて頂きたいものです。

    そうですね。少なくとも自分で調理する場合は、しっかりと対応して美味しく食べたいですね(^_^)