長く続いた雨が上がってすぐの日に、フライタックルを持って渓流へと向かいました。
とにかく増水しているだろうから、木曽王滝方面の様子を見て遡りながら適水量になる辺りまで、上がっていこうという方針です。
↑下流部。釣りができないほどじゃないけど、増水しています。
もっと上流へ。
↑少し上ってきたら、あれれ? 増水どころかいつもより水がかなり少ないです。
どうしたんだろう。ともかく、フライで釣るには良さそうな感じがする。身支度をととのえ、やや下流の入渓点まで汗をかきながら歩き、川へと降ります。
午前10時。気温25℃、水温15℃。水温がちょっと高いけど、とにかくアダムスパラシュート#14を結んで、いかにもイワナがいそうなポイントをキャスティングしながら上ります。
う〜ん、全く反応しません。エルクヘアカディスに替えてみても、無反応。
この気温と水温なら、少なくとも小さい魚がパシャっと出たりするはずだけど・・・大場所、小場所丁寧に探りますが、全く魚が出ません。それどころか、足下から走る魚もなし。
これは無理だと思う。この水温じゃ、ニンフに替えてどうこうって話でもなさそうだし。
ここまで釣り上がってくる間に、上半身は汗でびっしょり、額からも汗が滴り落ちます。
これは、体を冷やせるような涼しげな場所まで上がろう。
頭に浮かんだのは、前回の釣行であまりのた冷たさに驚いた。あの川なら涼しいだろう。
↑再びやってきました冷たい川。やっぱり渓相は良い(^_^) そして、羽虫がたくさん舞っています。
正午。気温25℃、水温9℃! いや、ここまで冷たくなくても良かったんだけどな(笑)
川に入るととにかく涼しい!
ともかく、アダムスパラシュート#14を結んで、釣り開始。
しばらくキャスティングするけど、反応なし。
白泡の左にキャスティングし、フライをふわふわと。水しぶきを受けてちょっと沈み始めた時に、きました!
イワナ18cm。
どうもドライに素直に反応しないので、ソフトハックルのウェットでも投げてみようかな。あ、ちょっと待てよ今まで温存していた、ハックルさんのテンカラ毛鉤をちょっと使ってみようかな。白っぽい蓑毛に赤いヘッドのウェットタイプ。これなんの羽だろう。
ともかく投げてみます。水に馴染むまでドライフライのように浮きます。毛鉤にパシャッ、パシャッと小さい魚が出ますが、フッキングしません。でも、この毛鉤やっぱり威力ありそう。
もう一度キャストして、毛鉤が沈みかけた時、水面下でギラッと魚が出ました。
イワナ19cm。ブログで交流させてもらっている方の毛鉤が手元にあって、それで魚が釣れるなんてうれしい!!
オーガストダン#12で、イワナ23cm。
ハードシェルアント#14で。
なんかいろんなフライに反応はしますが、ずっとそれで釣れるかというと、そうでもなく・・・
アダムスパラシュート#14で。
エルクヘアカディス#14で。
その後も、20cm前後のイワナが釣れます。
最後にまた、ハックルさん毛鉤に戻し、ロッドからラインを少しだけだして、リーダーキャストで白泡に打ち込みます。そして、ロッドを高く上げリーダーを張り気味にして手前に引いてくると、出ました! すかさずアワせます。
この毛鉤を思うように操作しようと思うともっと長いロッドの方がいいんだろうな。今日のロッドは7フィート6インチだから、2m30cmほど。テンカラ竿のようにあと1m長かったらなー(笑)
イワナの撮影を終えて、ふと視線を上げると、ほんの10mほど先に釣り人が・・・あれ?
竿を手に持たず、ザブザブと逃げるように川を上って行きます。
あ、ここ、前回の退渓点だ。
イワナの撮影をしていて気付かなかったけど、どうやら直前に入られちゃったみたいだ(^_^;)
まぁ、そろそろやめようと思っていたところだから、ちょうど良いか。
前回同様、それほど大きい魚は釣れなかったけど、楽しめました。
とにかくハックルさんの毛鉤で釣れたのがうれしかったですね。
そして後日、塩尻の運転免許センターに免許更新に行った帰りに、吉江釣具店に寄ってドライタイプも買わせてもらいました(^_^)
これはドライフライと同じように使えそう。テンカラだと流行のレベルライン釣法なんですかね。先日釣具店でレベルライン用の糸を見かけましたが、フロロの3号とか。う〜ん、フライラインのように重さがあるわけじゃないし、こんなテーパーのないラインが投げられるの??
レベルラインテンカラ、未知の世界だ(笑)
ウェットタイプのテンカラ毛鉤は、今度はドロッパーとしてエルクヘアカディスを付けて試してみたいと思います。私にとってはこれも未知の世界なのですが(笑)
ドロッパーとは先端のウェットフライの手前に枝針を付けるシステムのことです。これだと、短いフライロッドでも枝針がアンカーになって、先端のフライをうまい具合に流せます(たぶん)。そして、フライの位置を視認しやすくなります。
いろいろ考えていると、ちょっと楽しくなってきました(^o^)
コメント
おはようございます。
暑い中、冷たい中、お疲れ様でした。
この時期に水温9℃とは、その名に恥じぬ冷たさです。
この水温なら岩魚達の独壇場ですね。
そんな中、伝承毛鉤の活躍は流石で、楽しい釣でしたね。
おはようございます。
赤いヘッドのフライってなんで釣れるんでしょうね。僕はエルクヘアカディスで赤いヘッドのものも作っていまして、普通のエルクヘアカディスに反応しない時でも赤頭なら魚が来たことが何度かありました。
ウェットフライの操作でテンカラ竿のようにあと1m長ければ、とのことですが、そう言えばシングルハンド11ft#3の軽量フライロッドを見たことがあります。
どういうシチュエーションで使うのかわからなかったのですが、この記事を読んでなるほどテンカラ的に使うのも有りなのかもと思いました。
フライ釣りは多種のフライを取り換えますので
色々な種類を持参されますね
私の師匠もその時々に新たなフライをタイイング
されて居るようです、
当たりフライを出すまでが
厳しいようで、一回の釣行7〜10種類程の
フライを使ってるようです、
テンカラの毛鉤も通用するでしょう
フライ釣りでテンカラの毛鉤は釣技必要ですね。
こんにちわ。
レベルライン、これまた飛ぶんですよ。
バックキャストでほぼ決まると思いますが
慣れれば簡単ですよ。
タックルのセッティングいかんでは8m位はいけますけど
如何せん木曽は本流でしか振れません。
冷川では4、5mがいつもです。
師匠の毛鉤効きましたか?。日本の伝承毛鉤もフライに負けず劣らずですね。冷川、以前のリコメであやふやなコメントをしてしまいましたが
西野川出会いから入渓する場合、川を右に見て田んぼを少し歩かなければいけません。good fishing.
水温9度ですか、こちらはもう泳げそうです(笑)
こんばんは。
毛ばりのご紹介有難うございます、この毛ばり多分スズメだと思います、私の毛ばりはほとんどタタキ釣りで試していますが、フライタックルでも反応があったと聞いて嬉しいですね、勢いよく水面に着水した方が反応が良いみたいです。
これだけ専門的に試して頂けると非常に参考になります、遠慮なくご意見を頂ければありがたいです、今後ともよろしくお願いいたします。
こんにちは。
イワナとテンカラ、何と言うか良いですよね。
自分も来月の源流釣行で、テンカラスタイル(テンカラタイプ)の毛ばり使ってみようかと思ってます。
やはり王道は、国鳥である雉の羽でしょうかね?フライの人はカタカナが好きだから「ジャパニーズ・フェザントフライだぜ!」「トラッドなリバースハックルだぜ!」などと言いますか(笑)
ではでは
マンボウさん、こんばんは。
> 暑い中、冷たい中、お疲れ様でした。
> この時期に水温9℃とは、その名に恥じぬ冷たさです。
灼熱地獄から一気にクールダウンできました(笑)
> この水温なら岩魚達の独壇場ですね。
> そんな中、伝承毛鉤の活躍は流石で、楽しい釣でしたね。
なんと言っても、ハックルさんの毛鉤ですからね。おかげで楽しい釣りができましたよ。
タキビさん、こんばんは。
> 赤いヘッドのフライってなんで釣れるんでしょうね。僕はエルクヘアカディスで赤いヘッドのものも作っていまして、普通のエルクヘアカディスに反応しない時でも赤頭なら魚が来たことが何度かありました。
魚にとって「赤」は特別な色なんでしょうね。
ルアーでも、赤針は威力がありますね。管理釣り場では禁止にしているところもあるほど。
> ウェットフライの操作でテンカラ竿のようにあと1m長ければ、とのことですが、そう言えばシングルハンド11ft#3の軽量フライロッドを見たことがあります。
> どういうシチュエーションで使うのかわからなかったのですが、この記事を読んでなるほどテンカラ的に使うのも有りなのかもと思いました。
確か、前に岩井渓一郎さんが、渓流釣り上がりウェット用に9フィート9インチのロッドをプロデュースしていましたが、まさにテンカラ釣法を意識したロッドでした。
釣りお爺さん、こんばんは。
> フライ釣りは多種のフライを取り換えますので
> 色々な種類を持参されますね
> 私の師匠もその時々に新たなフライをタイイング
> されて居るようです、
> 当たりフライを出すまでが
> 厳しいようで、一回の釣行7〜10種類程の
> フライを使ってるようです、
普段はたくさん持って行っても使うのは限られてますが、今回はどうもアタリフライが安定せずいろいろ使いました。
> テンカラの毛鉤も通用するでしょう
> フライ釣りでテンカラの毛鉤は釣技必要ですね。
フライフィッシングでもテンカラ毛鉤を使って楽しめそうですが、ちょっと独特の流し方になりますね。
これから楽しみながら試行錯誤してみます(^_^)
テクニカルゲームさん、こんばんは。
> レベルライン、これまた飛ぶんですよ。
> バックキャストでほぼ決まると思いますが
> 慣れれば簡単ですよ。
> タックルのセッティングいかんでは8m位はいけますけど
> 如何せん木曽は本流でしか振れません。
> 冷川では4、5mがいつもです。
そうなんですかー。重いフライラインに慣れていると、どうしてもあんな軽いラインで投げられそうもないと思ってしまいますが・・・これはもう、テンカラ竿買って試すしかないか(笑)
> 師匠の毛鉤効きましたか?。日本の伝承毛鉤もフライに負けず劣らずですね。
さすがに、威力絶大でしたよ(^_^)
ハックルさんの魂がこもっていますね!
> 冷川、以前のリコメであやふやなコメントをしてしまいましたが
> 西野川出会いから入渓する場合、川を右に見て田んぼを少し歩かなければいけません。good fishing.
貴重な情報ありがとうございます!
今年は、これからも木曽へ足が向くことが多くなりそうです(^_^)
Nori1022さん、こんばんは。
> 水温9度ですか、こちらはもう泳げそうです(笑)
なんと言っても山国信州ですからね。
泳げるとは、それはそれでうらやましい(^_^)
ハックル70さん、こんばんは。
> 毛ばりのご紹介有難うございます、この毛ばり多分スズメだと思います、私の毛ばりはほとんどタタキ釣りで試していますが、フライタックルでも反応があったと聞いて嬉しいですね、勢いよく水面に着水した方が反応が良いみたいです。
スズメですか。身近な野鳥で、愛着沸きますね(^_^)
魚の反応は上々でしたよ。
今度、雉の蓑毛なども試します。
> これだけ専門的に試して頂けると非常に参考になります、遠慮なくご意見を頂ければありがたいです、今後ともよろしくお願いいたします。
フライフィッシング自体、まだまだ修業が必要ですが、テンカラ毛鉤を使うと新しい手法が試せそうです。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。あ、毛鉤を巻いて、吉江さんのところに補充しておいて下さい(笑)
自営業FFさん、こんばんは。
> イワナとテンカラ、何と言うか良いですよね。
> 自分も来月の源流釣行で、テンカラスタイル(テンカラタイプ)の毛ばり使ってみようかと思ってます。
お、そうですか!
> やはり王道は、国鳥である雉の羽でしょうかね?
拙ブログからリンクしている「ハックル70」さんの自信作も雉です。
フライの人はカタカナが好きだから「ジャパニーズ・フェザントフライだぜ!」「トラッドなリバースハックルだぜ!」などと言いますか(笑)
フライマンは、はっきり言ってカタカナかぶれです(笑)
「マテリアル」なんて「材料」と言っちゃえば簡単なのに(^_^;)
今年は忙しくリアルに沢入りが出来ていませんがこうして写真を見ているとうっとりとしてしまいます。(^^)
リコプテラさんもハックル70さんの毛鉤を購入するというのも良いですね。技ありの人が同じく技ありの人の毛鉤を手に入れる。
このコミュニケーションがテンカラやフライの深さを感じますね。
魚を釣ること以上に違った角度で何倍も趣味を楽しむことが出来るというのが魅力です。
カタカナを覚えられない渓流師はそのように思うのであります。(^^)
幻の渓流師さん、こんばんは。
> 今年は忙しくリアルに沢入りが出来ていませんがこうして写真を見ているとうっとりとしてしまいます。(^^)
ここの渓相は私も本当に好きなんですよ。苔むす石の適度な段差で、フライを打ち込めるポイントが至る所にあります。
> リコプテラさんもハックル70さんの毛鉤を購入するというのも良いですね。技ありの人が同じく技ありの人の毛鉤を手に入れる。
> このコミュニケーションがテンカラやフライの深さを感じますね。
私の腕は大したことありませんが(笑)ハックルさんの毛鉤はフライ、テンカラのジャンルを超えてとても勉強になります。
フライにはない凄みを感じる毛鉤です。
> 魚を釣ること以上に違った角度で何倍も趣味を楽しむことが出来るというのが魅力です。
> カタカナを覚えられない渓流師はそのように思うのであります。(^^)
そうなんですよ。テンカラもフライも、サイズや数だけでない楽しさがあって、私もはまっています。蕎麦ぶちにも通じるところがある気がしますよ(^_^)