甥っ子が中央アルプスの川へ行ってみたいと言うので、一緒に行くことにしました。この川で拾ったカケスの羽を使ったフライを試してみたいと思っていたのでちょうど良かった。
今回の目標は、このフライでイワナを一尾釣ること、です(目標低い笑)
車止めに辿り着くと、すでに3台の車が停まっていました。本日は人口密度高いようです・・・
↑どの辺りに先行者が入っているかを予想した結果、今日は前回釣行よりも少し下から入ります。
ロッドは、AXISCO AXGF763-6(楽天市場で見る)。
リールは、Sage 1830。
気温21℃、水温12℃。釣り開始。
今日は案内役のようなものなので、とりあえず甥にルアーで先行してもらって、私は時々フライ向きの浅いポイントにキャスティングする程度で後追いで上ります。
途中、甥が20cmほどのイワナをキャッチ。
さらに、尺近いイワナがルアーにチェイスしてくるも、フッキングには至らず、かなり悔しがってました。
↑アダムスパラシュート#14でイワナ20cm。
↑エルクヘアカディス
#14でイワナ21cm。
反応は悪くないことがわかったので、いよいよこの川で拾ったカケスの羽でつくったカケス&ゼンマイ・パラシュートを使ってみます。
キャスティングしてみると、意外とピタッと水面に張り付いています。ただ、やっぱり浮力は弱いらしく少し水しぶきを浴びるとゆっくりと沈み始めます。
再びピックアップしてキャスティング。ぱらりと巻かれたまばらなハックルは、浮力は弱いけど水切れが良いらしくフォルスキャストを数回繰り返すと、浮力が回復してまた浮いてくれます。
なるほど、まばらなハックルも悪くない。
↑ここで沈みかけたフライをピックアップしようと思った瞬間に、イワナがフライめがけて浮上したのが見えました、ただもうピックアップのモーションに入っていたので止めることができず、そのままロッドを上げるとそれがアワセになり、一瞬竿先をブルブルとふるわせたあと、イワナの姿は深みに溶けました。
結果的にちょっと早アワセになり、かかりが浅かったようです(>_<)
でも、このフライでも釣れることがわかった(^_^)
↑このポイントでも、カケス&ゼンマイ・パラシュートを投げます。奥の緑色丸印は先行する甥です(^_^)
ここでもイワナが出てくれました。イワナ21cm。
やったぁ、このヘンテコフライで釣れたぞー!
↑魚を釣った後のカケス&ゼンマイ。もうヘロヘロ(笑)しっかり乾かさないと。今日は1尾釣れれば十分なので、エルクヘアカディスに選手交代。
↑甥も数尾追加し、この大場所でも釣りました。
私のフライも、甥のルアーも釣れるサイズは20〜23cmくらいのサイズでしたね。
ここでお昼を食べて、ちょっと休憩。
今日は早めにそろそろ帰ろうかと、道へ上がると、2人組が上から下りてきました。
挨拶すると、釣りではなくて滝を見に来たのだと。
へぇー、わざわざここまで滝を見に来る人もいるんだなー。
甥っ子は大物が釣れなかったのが不満の様子だったけど、暑さを忘れてきれいな渓谷を歩いて良い休日になったんじゃないかな。
私は、とにかく、この川で拾った羽を巻いたフライでこの川のイワナを釣ることができたので、大満足!
ゼンマイボディーはまずまず使えることがわかったし、他の野鳥の羽でもフライを巻いてみたくなりました。
今度は、カワセミとかヤマセミの羽が落ちててくれないかな(笑)
ヤマセミの羽なら良いフライが巻けそうな気がする。
↑アマゾンを見ていたらこんな本発見!(楽天市場で見る・アマゾンで見る)
この本買って野鳥の羽を求めて山をうろうろするのも悪くないかも(^o^)
コメント
良い結果で、おめでとうございます。
なんとなくアクロバティックな毛針ですね。(^_^;)
自分には巻けませんが・・・(笑)
野鳥の羽、このような本があるのですね\(◎o◎)/!
この本を手にした日には毛針よりも羽探しにハマりそうですね。
毎回鉄板ポイントでヤマセミが飛びまくってプレッシャー与えてくれる渓流があります(笑)
こんばんは。
無事に地産地消毛鉤での1匹を、おめでとうございます。
これで癖になり、野鳥の羽拾いが大きな位置を占めそうですね。
おはようございます。
毛鉤用に巻き易く品種改良されたものも良いのですが
野鳥の羽は嵌りますね、多少工程が増えたりしますが
それだけに釣れた時は嬉しいものです。
こんにちは。
野鳥の毛ばりを試して釣れた瞬間はうれしいものですね、今では現実的ではありませんが、カワガラスは自分の羽を口ばしで抜いて水面に落とし魚を捕まえるなんて話を聞いたことがあって、銃をやっていた二十歳頃、川で銃を構え長い間待っていましたが撃ち落とすことは出来ませんでした、半世紀以上も前のことです。
おはようございます!
拾った野鳥の羽にゼンマイで巻いたフライで魚を釣る、これほど趣味性の高い遊びはなかなか無いでしょうね〜
羨ましい!
幻の渓流師さん、こんばんは。
> 良い結果で、おめでとうございます。
ありがとうございます。なんとか目標達成できました。おもしろかったです(^_^)
> なんとなくアクロバティックな毛針ですね。(^_^;)
そうなんです。アクロバティックで、ファンタスティック(笑)
> 野鳥の羽、このような本があるのですね\(◎o◎)/!
> この本を手にした日には毛針よりも羽探しにハマりそうですね。
実はですねー、この本注文しちゃいました。日本のほとんどの野鳥を網羅しているという20,000円近くする分厚い本も売られていますが、さすがにそちらには手が出せませんでした。
野鳥の羽根探し、楽しいかもしれません。
Nori1022さん、こんばんは。
> 毎回鉄板ポイントでヤマセミが飛びまくってプレッシャー与えてくれる渓流があります(笑)
ヤマセミが飛びまくっている!? 素晴らしい!
ヤマセミも魚捕りたいんでしょうね(^_^)
羽根落ちてるんじゃないですか(笑)
マンボウさん、こんばんは。
> 無事に地産地消毛鉤での1匹を、おめでとうございます。
ありがとうございます。おもしろい釣りができました(^_^)
> これで癖になり、野鳥の羽拾いが大きな位置を占めそうですね。
それは否定できませんね(笑)
フラフィッシングの楽しみ方が広がった気がします。
テクニカルゲームさん、こんばんは。
> 毛鉤用に巻き易く品種改良されたものも良いのですが
> 野鳥の羽は嵌りますね、多少工程が増えたりしますが
一度巻いてみたらわかりました。他の野鳥の羽根もいろいろ巻いてみたくなりました。
川の近くに住んでいる鳥の羽根、使いたいですね。
> それだけに釣れた時は嬉しいものです。
本当にうれしかったです。すでにはまってしまったようです(^_^;)
ハックル70さん、こんばんは。
> 野鳥の毛ばりを試して釣れた瞬間はうれしいものですね、
そうですね。今回はちょっと不格好なフライでしたが、釣れたのはうれしかったですねー(^_^)
> 今では現実的ではありませんが、カワガラスは自分の羽を口ばしで抜いて水面に落とし魚を捕まえるなんて話を聞いたことがあって、銃をやっていた二十歳頃、川で銃を構え長い間待っていましたが撃ち落とすことは出来ませんでした、半世紀以上も前のことです。
カワガラスは渓流でよく低空飛行してるのを見かけますね。
羽根を落として魚を捕まえる話、ヤマセミで聞いたことがあります。いずれにしろロマンを感じますね。
カワガラスを鉄砲で撃つ!? うーん、難しそう。
タキビさん、こんばんは。
> 拾った野鳥の羽にゼンマイで巻いたフライで魚を釣る、これほど趣味性の高い遊びはなかなか無いでしょうね〜
> 羨ましい!
偶然カケスの羽根を拾ったのがきっかけでしたが、おかげでフライフィッシングの楽しみ方が広がりました。
今後は鳥の羽根が落ちていたら、目の色が変わっちゃうかもしれません(笑)