桜も散り始め、日増しに暖かくなってきました。
↑田んぼにはタンポポやホトケノザが群れて咲いています。
ホトケノザと言えば、小学校のころ春先に一番早く咲き始める野草として小学校の頃、オオイヌノフグリとセットで教えてもらった記憶があります。
↑これ、オオイヌノフグリですね。まだ雪が残っている季節に、日当たりの良い土手に群れて咲きます。
この花と一緒に良く咲いているのがホトケノザ。
↑で、私、この花をずっとホトケノザだと思い込んでいました。
最近ネット検索していて、たまたま気づいたんですが、この花は「ヒメオドリコソウ」だった。
明治頃ヨーロッパから入ってきた帰化植物で、ホトケノザと近い種類らしい。
花はホトケノザに似ているけど、葉が紫色を帯びていて形も違う。
ホトケノザは、その葉が仏様が乗っている蓮華座に似ているからその名がついたそうな。
↑こちらが本物のホトケノザ。
わかっていれば、区別はむずかしくない。
オオイヌノフグリと同じ場所にたくさん生えているのは圧倒的に、ヒメオドリコソウが多い。
帰化植物の繁殖力に押されて、在来種のホトケノザは少なくなってしまったのかもしれない。
それと期を同じくして、私の記憶もいつのまにかすり替えられてしまったようだ。
ちなみに、今回調べていて初めて知りましたが、春の七草に入っているホトケノザはこれらとはまた違う植物です。
↑これが春の七草でいうホトケノザ。正式名称はコオニタビラコ。
う〜ん、なんともややこしい(笑)
【送料無料】知識ゼロからの野草図鑑 [ ネイチャー・プロ編集室 ]
↑こんなガイドブックが手元にあれば、散歩も楽しくなりますね。
初心者でもわかりやすくてお勧めの一冊ですよ。
コメント