シーズンオフの間にウェットやニンフを使った釣りの練習をしておきたいと思い、FISH ON! 鹿留へ釣りに行きました。
充実設備の楽しい管理釣り場|フィッシュオン鹿留
FISH ON! 鹿留。
以前は東京電力が経営してましたが、今はタックルベリーの経営になっています。宿泊施設も併設なので設備は充実しています。止水エリアの他に渓流エリアもあるので、フライの練習にはもってこいのお気に入りの管理釣り場です。ただ、うちからだとちょっと遠いから頻繁には行けませんが。
左写真はルアー・フライ用の止水エリア、鹿留湖です。管理釣り場としてはかなり広いです。
この池の他に、大物専用池(パインレイク・別料金)もあります。
餌釣り用のエリアもあって(右写真)、夏場なんかにはキャンプを楽しむ方もたくさん訪れます。
ルアー・フライ券では、上記の鹿留湖と渓流エリア、どちらでも釣ることができます。
私は渓流エリアでフライのみに集中します。渓流エリアの流程もかなりあって、下から上まで歩くだけでもかなり大変です。止水でルアーもちょっとやってみたい気もするけど、二兎を追うといつもろくなことがないのでやめておきます(笑)
渓流エリアの上流部『ネイティブエリア』。ここはイワナとヤマメが放流されています。見た目ほとんど普通の渓流ですね。水温8℃、釣り開始。
今回の戦力はこんなところです。夏限定のフライも混じってるし、使えるものは限られちゃうけど、まぁこれでがんばってみよう。
たぶんドライには反応しないと思うけど、一応アダムスパラシュート#14を投げてみます。予想通り反応なし(笑)。頭上を通り過ぎても完全に無視。
やっぱりニンフにしてみよう。ヘアーズイヤーニンフ#12を結んで、マーカーも付けて。
放流魚だから簡単に釣れるかと言うとそうでもなく、さすがにスレている感じ・・・
きました!イワナ。一尾目は小さくてもうれしい。
その後、キャスト直後にかかってきた電話に気を取られているうちに、マーカーが石の間に根掛かり(T_T)
嫌気が差したので、そこからはマーカーなしでやってみました。マーカーなしでも、水面上のリーダーやラインでアタリはとれることがわかりました。
フライをフェザントテイルに変えたり、ブレッド・クラストに変えたりしながら、良い型も混じり、そこそこ釣れました。
下流へ下ってニジマスも釣ってみます。下の方は段々プールが続く感じで、魚影の濃さもハンパないです。
ここでもいろんなフライを試しますが、ニジマスにはヘアーズイヤー・ニンフが圧倒的でした。
フライを交換して釣っているとおもしろいことに気付きました。新しく結んだニンフは釣れるまである程度時間がかかり、一尾釣れるとそこからポンポンと釣れるようになるんです。一度魚がくわえて少し形が崩れるのが良いのか、それとも魚の匂いが付くからなのか、ともかく一度魚がくわえたフライは良く釣れました。釣れる魚は平均して25cm前後。大きめの魚も泳いでるのは見えるけど、さすがに簡単には食いついてくれないですね。
そんな時に、ニンフをピックアップしようと浮上し始めた時に、ガツンときました!
今回一番の大物でした。引きが十分楽しめました。
12時を過ぎたので、キープ用のニジマスをさばいて(寒くなるとイヤになっちゃうから)、食堂でお昼を食べよう。
食べ物もなかなか充実しているのがうれしい。それほどハラペコってわけでもないので、シンプルな醤油ラーメンを食べて、午後の釣りに。
再度ネイティブエリアまで上って、イワナ、ヤマメを狙います。
日が高くなってから水面で何か捕食している魚がぽつぽつ。ドライフライでやってみよう。
CDCダンとグリフィスナットの登場。
ドライでも釣れました。ただ、さすがに口先だけでそっとくわえるようなアタリでした。
グリフィスナットも鏡面状態なら遠くてもなんとか見えますね。
あとはヤマメを釣りたいけど・・・錆びたヤマメが泳いでるのは見えるんだけど、他のヤマメを追いかけ回すのに一生懸命でフライを見向きもしない。
産卵状態の鮭の雄が他の雄を追い払ってるような状態ってことでしょうか。ルアーなら釣れそうな気もする。
結局ヤマメは釣れませんでしたが、3時を過ぎて寒くなってきたので早めに終了にします。
久しぶりに、渓流の釣りができて、楽しかったです。
あ、そうそう、ここにはポニーも飼われていたり(お子さんの乗馬体験もあり)、テニスコートもあったり、キャンプもできたりするので、ファミリーでも楽しめますね。
ただし、もっと暖かい季節の方がお勧めです。この時期はちょっと日が陰っただけで、かなり寒いでーす(^o^)
コメント
老舗中の老舗管理釣場ですよね。
関西在住のボクでも写真くらいは見たことあります。^^
やっぱり魚釣りはフィールドに出てナンボですねぇ。
この寒波が緩んだら、ボクも出掛けようと思います。
タイイングに耽るのも悪くない時間ですが。
OFFの管理釣り場
久し振りの釣行でしたね
管理釣り場と言え自然体のフィールドは
魅力があります、
ドライにヒットするようですが
この時期は寒いでしょう。
新しいフライは初めての一匹までに時間が掛かる・・・
面白いですよね。
バスの話で恐縮なのですがアメリカのバスプロにリグを作って
もう投げるばっかりのワームをガソリンに漬けてから使う人がいるみたいです。
人間のニオイがするよりいいんじゃないか、って。
おはようございます。
正にゲームフィッシングですね〜。
家族を釣り好きにさせるにも良さそうで、この時期に渓魚釣が出来るのは管理釣場ならではですね。
こんにちは。
釣行羨ましいです。当方は、時間が取れず今年の釣りは終了いたしました。
川での釣りは楽しいでしょうね〜、良いなぁ。
”交換したフライ”が(時間が経ち)、水分を含むと沈下速度が早くなってタナに入り易くなる?それとも、仰る様に魚の「ヌメリ」と言うか匂いなんでしょうか?面白いですね。
ではでは。
kuniさん、こんばんは。
> 老舗中の老舗管理釣場ですよね。
> 関西在住のボクでも写真くらいは見たことあります。^^
そうですねー。ここは昔からありますよね。
日本でも有数の規模じゃないですかね。いろんな釣りが楽しめるのでお気に入りです。
> やっぱり魚釣りはフィールドに出てナンボですねぇ。
タイイングも楽しいですが、どうしても巻いたフライを試したくなって、出かけちゃいました。
今回の釣行をフィードバックして、またフライづくりに精進します(^_^)
いわなたろうさん、こんばんは。
> バスの話で恐縮なのですがアメリカのバスプロにリグを作って
> もう投げるばっかりのワームをガソリンに漬けてから使う人がいるみたいです。
> 人間のニオイがするよりいいんじゃないか、って。
へぇー、そんなことする人いるんですねー。それにしてガソリンって・・・もう少し自然な香りの方が良いような気がしますが(笑)、何が魚のスイッチを入れるかわかりませんね。
マンボウさん、こんばんは。
管理釣り場だと余裕を持っていろんなことが試せるのがいいですね。魚はたくさんいますが、スレてるんでなかなか思い通りにはいきませんが。
> 家族を釣り好きにさせるにも良さそうで、この時期に渓魚釣が出来るのは管理釣場ならではですね。
そうですね。お手軽なので、初心者と一緒でも楽しめるし、釣りの世界に引きずり込むのにもいいかも(笑)
渓流解禁はまだずっと先なので、たまにこういうことろで釣りたくなります(^_^)
自営業FFさん、こんばんは。
> 釣行羨ましいです。当方は、時間が取れず今年の釣りは終了いたしました。
> 川での釣りは楽しいでしょうね〜、良いなぁ。
おとなしくタイイングをしていればいいものを、うずうずして出かけちゃいました(^_^;)
渓流でのニンフフィッシングも少しはわかった気がします。
> ”交換したフライ”が(時間が経ち)、水分を含むと沈下速度が早くなってタナに入り易くなる?それとも、仰る様に魚の「ヌメリ」と言うか匂いなんでしょうか?面白いですね。
ホントにおもしろい現象でした。確かに、沈下速度も関係しているかもしれませんね。
正解を魚に聞いてみたいです(笑)
釣りお爺さん、こんばんは。
> 管理釣り場と言え自然体のフィールドは
> 魅力があります、
そうなんですよ。渓流タイプの管理釣り場はなかなかないので、少し遠いですがこちらへたまに行きます。
禁漁後、久々に渓流フライが楽しめました。
> ドライにヒットするようですが
> この時期は寒いでしょう。
お昼前後はドライフライにもなんとか出てくれました。信州ほどではないですが、それでも水辺はやはり寒いです。どこであれ、今の時期に管理釣り場へ行くときは防寒対策必須ですね。