何を模しているのかわからない、アトラクターニンフに分類されるらしいザグバグというフライを巻いてみます。これが渓流で通用するのかどうかわからないけど、濁りのひどい時なんかには意外とルアー的な活躍をしてくれるのかもしれない。
そして、個性的なスタイルもかっこいいし、名前もカッコイイ(笑)
ザグバグ|フライタイイング
◎フック:TMC5362 #12
◎スレッド:ユニスレッド6/0(ブラック)
◎ウエイト:レッドワイヤー#1
◎ボディー:ピーコックハール
◎リブ:フラットティンセル(ゴールド)
◎テイル:ピーコックソード
◎レッグ:ヘンハックル(ジンジャー)
◎ウイングケース:ウッドダックレモン
フックにレッドワイヤー巻きます。スレッドを巻く方向と逆巻きで。
スレッドでウェイトの前方を固定して、ワイヤーの隙間を埋めるように巻いていき、ウェイト後方も固定します。
テイル材となるピーコックソードを切り出し、シャンクと同じ長さになるように、ウェイトの後方から取り付けます。前方の余分はカット。
ボディー用のピーコックハールを取り付けます。ボリュームを出したいので2枚使います。
リブ用のティンセルを取り付けます。
ボディーを巻きます。ちょっと後ろ側が太くなっちゃった(^_^;)
ティンセルをボディーに巻いていきます。これ巻いたらボディーのムラが少しごまかせた(笑)
レッグ材となるヘンハックルを毛羽を逆なでて取り付けます。毛足の長さはシャンク長の1/2〜2/3くらい。
ブラウンのヘンハックルを持っていないから、ジンジャーで代用。
ハックルを巻きます。
ハックルの上部を二分して、下の方へなでつけます。
ウッドダックレモン(フランクフェザー)。これいろんなパターンに登場するけど、結構高いマテリアルなんですよねー。先端部分を残して、下の方はむしりとります。
ウイングケースとして表が上向きになるように取り付けます。
ウイングケースをシャンク長の3/1〜2/1くらいの長さでカット。ヘッドを成形してウィップフィニッシュ。念のためブラックのヘッドセメントを塗って完成!
ちょっと手が込んでるけど、シャンクの長いフックなのでゆっくりやったらなんとかなりました。
このフライで大物釣りたいなー(^o^)
コメント
おはようございます。
テンカラの場合はあまり凝った物を良しとしない傾向にあり、シンプルな物が多いですね、日本古来の釣法ですから材料もなかったせいかもしれませんが、その点フライのばあいいろいろな工夫を凝らしたものが世界中で出回っていますから、タイイングも楽しいですね。
でもテンカラも変わって来ています、クジャク胴が今では一般的になってきました。
こんにちは。
ザグバグ釣れますよ!水に濡れるとグッと虫っぽくなります。
必ず一軍入りのフライです(笑)
レモンウッドダックは昔は超高価なマテリアルでした。
ネ、自営業FFさん♪
そのイメージで未だに持っていないマテリアルです。
ハックル70さん、こんばんは。
『魚を釣る』という目的だけならたぶんこんなにいろんな種類は必要ないんだと思いますが、フライタイイングの場合、敢えて複雑にしてそれを楽しんでいる節があります(笑)
> でもテンカラも変わって来ています、クジャク胴が今では一般的になってきました。
そうなんですねー。クジャクのあの輝きは魚にとって魅力的なんでしょうね。フライでもいろんな使い方がされてます。お手頃価格で入手できるのもうれしいですね。
自営業FFさん、こんばんは。
> ザグバグ釣れますよ!水に濡れるとグッと虫っぽくなります。
> 必ず一軍入りのフライです(笑)
なるほどー、水の中に入ると見え方が変わるんですね。こんな派手なヤツで釣れるんかいな?と思ってましたが(笑)。そういうことなら来シーズン一軍入りを目指してもっと巻いておきます。耐久性は無さそうなので。
いわなたろうさん、こんばんは。
> レモンウッドダックは昔は超高価なマテリアルでした。
> そのイメージで未だに持っていないマテリアルです。
そうなんですか。今でも、巻ける本数考えたらかなり高いマテリアルだなー、と思ってましたが。
安くてたくさん巻けるマテリアルだとうれしいんですけどねー(^_^)