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今こそ釣りに出かけよう|矢作川水系 フライフィッシング

フライフィッシング野外調理
この記事は約15分で読めます。

前日は小雨に祟られ思惑通りの釣りはできませんでしたが、ジムニータープの下でまったりとした時間を過ごすのも悪くなかったです。
夜9時頃にはシュラフに潜り込んで、大して疲れているわけじゃないのに、すぐに眠りに就きました。


「まさか、もう朝じゃないよね?」と時計を見ると、なんとすでに6時を過ぎているではないですか!?

えぇ!? もうそんな時間なの?

昨晩9時にシュラフに潜り込み、途中何度かシュラフの中で寝返りを打ったのはぼんやり覚えているけど、夜中に一度もはっきりとは目が覚めず、朝までぐっすり。
まぁ確かにシュラフの中はちょうど良い温度で寝心地は良かったけど、車中泊で9時間もぐっすり眠ったのは初めて。


それは良いんだけど、外に出てみるとまだ霧雨が降ってるじゃん (T-T)
ジムニータープの上を見ると、夜間の雨量はそれほどじゃなかったようだけど。

 
川を見ても、大して増水はしていないし濁りもありません。
雨具の上着だけ着て、ちょっと散歩。遠くから見るとジムニーがススキヶ原に埋もれている(笑)

 
こんな天気じゃ焦っても仕方ないから、のんびり朝食作り。
アルミパーソナルクッカーの大鍋に米と敵水量を入れて、顆粒昆布出汁と塩少々、醬油を少し垂らします。その上に、昨晩アクアパッツァに使った残りの半身イサキを乗せて炊きます。
MUKAストーブはやっぱりちょっと調子悪いな。火がやや不安定。

 
小鍋の方には昨晩アクアパッツァに使った殻付きアサリの残りを入れて煮ます。


雨強くなってない? なんだか肌寒いし、早く温かいご飯が食べたいよー。


大体炊けてきたので、ご飯をチラ見。
MUKAストーブが不調であんまり弱火にできないので、油断してたらちょっとご飯を焦がしちゃったぞ。まぁ、いいか。蒸らしてから、イサキの身をほぐして小骨を取り除いてかき混ぜます。
交代で小鍋を火に掛け、アサリの方は味噌汁にします。


できましたよ!本日の渓流朝食
・イサキご飯
・アサリの味噌汁
・野菜サラダ(野性のクレソン付)

イサキご飯は最高! 炊き込みご飯好きにはたまりません。
そして、子どもの頃は苦手だったアサリの味噌汁。今では大好きです。
サラダは昨日の道すがらコンビニで買ってきたやつを盛り付けただけです。ただ、昨日採ったクレソン(赤矢印のところね)が添えられているのがいいね!←自己満足

あぁー、美味かったー!

さて、これからどうします。まだ小雨が降ってますよ。


こんな天気じゃ全くやる気が起きないから、食器と調理器具だけ片付けて二度寝しちゃえ(笑)

ぬくぬくとシュラフの中で二度寝、最高!

 
とは言え、すでに9時間も眠っているのでそんなに寝ていられるわけもなく、しばらくうとうとしただけで、小雨はまだ降っているけど思い切ってブルーシートを畳むことに。
帰ってから広げて乾かすことにしよう。

 
ジムニーに装備を全部しまい込み、キャンプ村を後にします。


ジムニーのウインドウを覆う霧雨。
なんか気分的にはどんよりしちゃうんだよねぇ。今日の釣りはどうなっちゃうの?

ともかく、目的の川へ向かいます。
ここよりは標高が250mくらい上がるので、魚の動きは悪いかもしれない。


途中には桜がきれいに咲いていました。
霧雨に濡れて桜もちょっとうなだれている様子。

やっぱりフライフィッシングは楽しい|矢作川水系ヨモギ川 フライフィッシング

※ヨモギ川というのは私が勝手に付けた名前で、実在する川名ではありません。


車止めに到着すると、なんと車が三台も。
小雨の降っている火曜日に、まさかこんなに車がいるとは思わなかった。

それよりも雨の中で釣りをするの?
私は基本的に雨の日は釣りはしません。降水確率60%以上なら釣りにこうとは思いません。
ですが、今日はもうすでに遠出して川に来ちゃってるし、霧雨くらいの感じなのでやってみることにします。

うーん、先行者が少なくとも三人はいるってことだよね。
うーん、どの辺りから入渓するのが良いのか。

川への到着が早ければ早いほど、上に向かいたいのが釣り人心理だから、何人か入っていても車止めからすぐには誰も入っていないことが多いんですよね。
ということで、車止めから川に降りて釣ろうと思います。

早速釣りを始めるのかと思いきや、ちょっとロッドのキャストテストをやってみます。
テスト?

まさかまた新しいロッドを買ったんじゃないよね?
いや、その「ま・さ・か」なんですよ(笑)

 
写真1枚目はカムパネラ レッドラップ 3753RW、写真2枚目は新たに入手したユーフレックス・インファンテ 773-6 NSF楽天市場アマゾンヤフーで見る)。

このロッドについてはまた改めて詳しく書きますが、ロッドテストにだいぶ時間を費やし、さて釣りを始めようかと、ふと林道を方を見たら誰かが降りてきます。
あれ? 釣り道具持ってないじゃん。
手にスーパーバッグをぶら下げて、中にはフキノトウ?がたくさん入っているみたい。
今頃まだフキノトウが採れるの?
遠目に見ていると、車に乗り込んで帰っていきました。
先行の釣り人が1人減った(笑)

ともかく、ロッド1本は片付けてここから釣り上ることにします。

霧雨の中、雨具を着込んでのんびり釣り開始。

 
今日こそは雨が止んでくれると思ったんだけど、まだ小雨が降ってるぜよ (T-T)
レインダンサーの上着を着込んで出発。


この川、ほんとに渓相が抜群!
昨日からずっと雨が降っているけど小雨程度なので、それほど増水はしておらず昨日同様濁りもありません。
濁りがあってあんまり増水しているようなら渓流ベイトフィネスで釣ろうと思ったけど、これならフライでいきますよ、フライで。

のんびりロッドテストをしていたので、時間はすでに10時半。
気温13℃、水温7℃。ドライに出るような出ないような境界線の水温。

 
昨日の車中泊の場所はここより標高が250mくらい低いところだったから比較的暖かかったけど、このネコヤナギを見るに、ここはたぶんウチの辺りより季節が遅れていると思う。
タックルは、もちろんさっきテストしたユーフレックス・インファンテ 773-6 NSF楽天市場アマゾンヤフーで見る)+オービス バテンキル クリックII
ラインは指定通りのDT-3F。リーダー9ft、6xティペットを2ft継ぎ足し。

 
玉ウキマーカー、以前は輪ゴムを穴に通して固定していたけど、その方式だとキャスティングを繰り返しているうちにゆるくなることがあるんですよね。
結局のところ、爪楊枝を差し込んでラインカッターで1mm残して切れ目を入れて、パキッと折って固定するのが一番。
これなら、キャスティングでズレることもないし、位置移動も簡単。

ウキ下60cmくらいにして、BHGRヘアズイアー・ニンフを結びます。


最初の大場所。この大きなプールのヒラキ、次の落ち込みの肩とも言えるポイント。
黄色丸印のところに、小さめの魚が2尾泳いでいるのが見えます。
手前の岩に隠れるようにして、ポイントの上流へマーカーのついたニンフを落とし、魚が泳いでいる辺りを通過。
魚が見えるのでマーカーよりも魚の動きを注視。

ニンフが魚に向かって流れていくと、なぜか魚がニンフを避けるように泳いでいるラインを変えます (>_<)
これはかなりスレてる時の反応ですね・・・
何度か投げているうちにマーカーの着水で魚が散っちゃった。こうなるとこのプール全体が警戒信号発令になっちゃうんだよね。


少し前に進んでみると、真ん中辺り(黄色丸印)にも魚が何尾か泳いでいるのが見えます。
ここでも、できるだけポイントから距離をおいて上流側へマーカーを落とします。
マーカーが近づくと、やはり避けるように泳ぎのラインを変えますね・・・

小魚が群れているような感じだし、ここで粘るのはやめて先に進みます。


霧雨の中、深場を中心に釣り上っていきますが反応はありません。
最初の大場所に泳いでいる魚がいたわけだから、魚はどこかにいるはずなんだけど。

 
リッジラインパック30は防水性能が高いので、小雨程度の雨なら上部にパックカバーを取り付けなくても全く問題ありません。
釣れない時の頼みの綱、グレーニンフを投入しますか。スプリットショット(ガン玉)も付けて、流れが早めの場所の底に沈めてみる?

時間はすでに11時半なので、とりあえず先にお昼を食べますか。
そうしよう、そうしよう。

渓流で食べるカレーうどんって、早い、安い、美味い!

 
釣れない時は焦ってせかせか動くよりも、一旦落ち着いて作戦を練った方が良いです。
マイクロマックスU.L.に装着する例の赤い脚は先日思い出してようやく発注はしたんだけど、間に合わなかったので今日もやや不安定 (^_^;) 砂地に設置しよう。

 
アルミパーソナルクッカー(大鍋)に豚肉、ゴボウ、ニンジン、ブナシメジ、それから水を入れて火に掛けます。
実家に転がっていた甘夏?をもらってきたので、オピネルで食べやすくカット。


雨は止んだような止んでないような・・・
昨年もこの辺りでお昼を食べてその時も思ったけど、この川の岸は妙に細い灌木ばかりなんですよね。あれは何の木だろう? これじゃ、とてもハンモック泊は難しいね。

 
アクをすくい取りながら具材を煮ます。
火が通ったらうどんを投入。立ち寄ったスーパーになぜかこのきしめんみたいなうどんしか置いてなかったけど、どーゆーこと。まぁ、問題ないですけども。

 
うどんが煮えたらカレールー溶かし入れて少し煮ます。
最後に昨日せっかく採ったニラを入れてさっと煮たら出来上がり!
アルミクッカーを持ってうどんを一本すすってみると、やはり例の金属味がします (>_<)
それについては、こちらに詳しく書いているのでご覧下さい。

山のうつわ』に移していただきます。アルミクッカーで汁物を作っても、山のうつわに移せば全く金属味はしません。

こうやってお昼についてこと細かに書いている時って、一日を通して魚があんまり釣れなかった時じゃない?

ドキッ(笑)
まぁ、細かいことは気にせずにご飯を食べましょうよ。


本日の渓流メシ
・ニラ入りカレーうどん
・クレソンのお浸し
・甘夏とミニトマト
・食後の紅茶

霧雨が舞っているような日にはカレーうどんは最高! 体が温まります。
それから、甘夏の手前にある緑色のがクレソンのお浸し。昨日採ったやつね。
これが丁度良い箸休めになって、さっぱりして美味いです。

 
クレソンのお浸しは醬油をちょこっと垂らして食べました。
そして、紅茶を飲みながら午後はどうしようかと考えます。
考えたって、このまま釣り上るしかないわけだけども(笑)

自分の知力と技術を駆使して、一尾の魚と対峙するのが釣りの楽しさ。

 
空はすっきりしないけど、雨はほぼ止んでいるように思えるからレインダンサーは脱ごう。
これを着ていると動きにくいし。
あとは釣り方だけど、ドライに切り替えるかもう少しニンフで釣るか。

まぁ水温はそれほど高くないし、もう少しニンフでいきますかね。


しばらく上るとこんな大きなプールに到着。
ここには魚はいるだろうから、慎重に攻めることにしよう。
まず、手前のヒラキを探ってみるけど、魚はいない模様。
大岩の陰から前の方を覗いてみると、黄色丸印のところに魚が泳いでいるのが見えます。これも、あんまり大きくはないけど2、3尾泳いでいるぞ。


大岩の左側に回り込んで身を隠し、スプリットショットは外してできるだけソフトに魚の上流側へキャスト。
玉ウキマーカーがぷかぷか流れて来て、その下のニンフが魚に近づき、「喰え!喰え!」と心の中で思いながら水中の魚の動きを注視。2尾がぐるぐる回るような動きをしているけど・・・次の瞬間、マーカーが左にグイッと引かれました。
アワセると、見ていた2尾じゃないのが喰ってきたみたい。

このロッド、魚が掛かると胴から曲がって引き味が良いです。


この辺りはアマゴだけだと思ったらイワナもいるんだね。嬉しい!
グレーニンフはいつも私を救ってくれる。
尾ビレがくねっとこっちに向いた時に撮ったつもりだったけど、なかなかこっちが思うようにポーズをとってくれないモデル。


体側の模様と尾ビレはこんな感じのイワナです。

いよいよ、ドライフライの季節が到来か

 
この壺のようなポイントにマーカーを浮かべていると、チビがマーカーにアタック。
その後、落ち込みのヒラキでもマーカーに魚が出ました。
1回だけならともかく、2回も水中のニンフではなくマーカーに飛び出るなんて、これはもうドライフライでいけるよね。

アダムスパラシュート#14を結び、ドライフライの釣り開始。


左側の赤丸印のところで、ピチャッとチビが出てフッキングせず。
岩の向こう側の細い流心、白泡の切れ目辺りで出ました。


小さいめだけど、今度はちゃんとフッキング。

 
日が差さないので水温は朝と変わらずだけど、魚の活性は4月半ばくらいの感じ。
こんな場所からもアマゴが出ましたよ。


ここもアマゴがいそう。手前側のヒラキを慎重に攻めないと走られちゃうな。

 
よーく見ると、真ん中辺り(黄色矢印)に泳いでいる魚が見えます。
何度かピチャっ、ピチャっと出ますが上手く捕食できないのか、それともチビ過ぎてフッキングしないのか。
ここは小さいのしかいないのかな、と最後に流れ込みの白泡際の大岩べったりのところにフライを落として、1、2、3、白泡側から左に向かって出ました。

渓流ベイトフィネスがいくらピンポイントで打てると言っても、ここで魚が出るのはドライフライならではですね。


いいアマゴが釣れました。尾ビレがきれい。
晴れてればもっと写真映えすると思うんだけど。

今日はそれほど長いティペットを使っていないけど、なんだかこのロッドは凄く良い感じ。とにかく釣りがおもしろい!


時間は15時半。
今日は結局天気もこんなだし、早めに上がろうかなと思いつつももう少し釣り上ってみますが、ドライフライへの反応はぱたりとなくなりました。


この淵を最後に渓から上がろう。
ニンフに替えた方が良さそうだけど、試しにドライのまま手前のヒラキを攻め、その後ロッド性能を確かめる意味合いも含め、ロングキャストで奥の流れ込み付近にもフライを浮かべます。
しかし反応はありません (T-T)

今日も、山の神様、川の神様、ありがとうございます。


最後に反則技の、渓流ベイトフィネス(笑)
AR-Sを結んでびゅーんとキャスト。


一投で見事にイワナが釣れました!
フライの場合は食い気のある魚じゃないと釣れないけど、ルアーの場合は食い気のない魚にスイッチを入れる威力もありますね。これで、すっきり退渓できます。

 
林道に上がり、ジムニーの待つ車止めに向かいます。
車止め付近に生えていたスイセンの葉の伸び方を見ても、うちの方より季節が遅れているようです。
その割には魚は餌を追っていたので、ウチの方ももうドライフライで釣れるね、きっと。

3月下旬から4月上旬にかけては、1週間でもぐっと季節が進むのでこの日からすでに10日ほど経っているので(釣行日は3月31日、今日現在4月11日)、天竜川水系、木曽川水系でももうドライフライで釣れるようになっていると思います。


林道を下りていく途中、空を見上げると、今頃になって青空が広がり山の上の方には明るく陽が差してきやがった(笑)
でもね、今日も美味い渓流メシが食べられて、新しいロッドでアマゴもイワナも釣れて怪我もなく一日楽しめたんだから、これ以上望むことは何もありません。
なんか今日はそれほどたくさん釣れたわけじゃないけど、フライフィッシングの楽しさを存分に味わえた気がします。感謝感謝なのです。

新型コロナウイルスで外出自粛要請が出ている都道府県もありますが、公共交通機関を使わず自家用車で渓流に行って釣りをしたり、山歩きをしたりってのは全然問題ないでしょ。
そういうことが可能であれば、家に籠もっているよりも、アウトドアへ出かけて欲しいなと思います。釣りをしたことがない人は、これを機会に釣りを始めてみるのも良いですよ (^_^)

新型コロナウイルスに思う。

日本中、いや世界中が新型コロナウイルスの脅威にさらされていて、東京などはかなり厳しい状況になっているし、我が長野県でも感染者がジワジワ増えてきています。

ウイルスってそもそも何なのよ?

ウイルスに近い存在として、細菌や真菌があります。これらを混同している人も多いです。

細菌は、
細胞質内に染色体(DNAやRNA)が裸の状態で存在していて原核生物の仲間です。
染色体の他にはリボソームがあるだけの単純な構造です。
細菌は、サルモネラ菌、コレラ菌など人間に有害なものもあれば、乳酸菌や納豆菌など有用なものもあります。

真菌は、
カビや酵母やキノコの仲間で、人間と同じ真核生物です。
染色体が膜に包まれた核の中に存在していて、細胞内には核の他にミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体など多くの細胞小器官を持ちます。細胞壁がある点が動物とは異なっています。
人間に害を与える場合がある真菌として代表的なものは、水虫の原因となる白癬菌やカンジダなどがあり、有用なものはキノコやカビの中にもたくさんありますね。

ウイルスは、
中心にある核酸(DNAかRNAのどちらか一方)と、それを取り囲むカプシドと呼ばれるタンパク質の殻から構成された粒子。エンベロープと呼ばれる膜成分などを持つものもありますが、細胞を持っていません
大きさは一般的に細菌の50分の1程度と言われますが、近年では細菌並の大きさのものも発見されています。
ウイルスは、インフルエンザや天然痘、風疹、HIV(エイズ)など、人類を苦しめてきた物が多いですね。

ウイルスは構造が細菌とは異なるので抗菌薬(抗生剤、抗生物質)は効きません。抗ウイルス薬はまだ少数しか開発されていないのが現状です。

細菌、真菌、ウイルスは増殖の仕方も違う。

細菌は、
細胞分裂によって増殖します。

真菌は、
キノコやカビを見ればわかる通り、菌糸が成長して放出する胞子から発芽して増殖します。

ウイルスは、
単独では増殖できないので人間などの細胞の中に侵入し、自分のコピーを作らせそれらが他の細胞に入り込み増殖を繰り返します。

上述した通り、細菌と真菌は生物の最小単位である細胞を持っていて自己増殖できるのに対し、ウイルスは細胞を持っていないし単独で増殖はできないので、生物なのかどうか微妙な存在です。

目に見えない敵と人類の戦い

ウイルスが生物なのか、非生物なのかは専門家でも意見が割れているそうです。

今までは一般的には非生物とされてきましたが、細菌並の大きさのものが発見されたり遺伝子の数も単純な細菌よりも多いものも出てきていて、どうやら進化して複雑化してきているらしいのです。実際に日経バイオテクの記事を読むと、“新型コロナウルスは一本鎖プラス鎖のRNA ウイルスであり、ゲノム(RNA)配列は約30kb”ということがわかっているそうです。
新型コロナウイルスは、30kb(キロビット)=30,000の遺伝子を持つ相当進化したウイルスだと言えます。
細胞を持っておらず単独では増殖できないという点で「生物ではない」と言うことは可能ですが、「進化」するってことはもはや単なる物質ではない気がします。

ともかく、問題はウイルスが生物であるか非生物であるかという点ではなく、今人類はその得体の知れない物と戦っているということです。

感染しないための、そしてウイルスを拡散させないための個人レベルでの、そして国家レベル、地球レベルでの戦い。
もし感染してしまったら、体内で『ウイルス vs 抗体』のミクロの戦い。
活動自粛中に、経済的に破綻しないための戦い。

敵はもちろん目には見えないし、音や臭いもしません。つまり、人間の五感では存在を認知できない敵なんです。

人類は自らを『万物の霊長』などと言って地球を支配しているかのように振る舞ってきましたが、もしかしたら淘汰されてしまう存在なのかもしれません。
国の対策や補助がどうのこうのってことよりも、今問われているのは個々人の行動だと思います。

「自分さえ良ければいい」という考えではこの戦いを勝ち抜くことはできません。
自分の行動が他の人に、もっと言えば日本全体に、世界に影響を与えてしまうのです。
もはや、政治家同士のくだらない足の引っ張り合いなどしている場合ではないし、国家間でアホな戦争などしてる場合でもありません。

今、人間一人一人の生き方が問われていると思うのです。

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. こんにちは。
    渓相の良い渓ですね、こんな所に居ればコロナの事など忘れて楽しめますね、誰が悪いわけでもない災難、世界中の人が戦っているので、あまり恐怖に陥らないことも大切かもしれませんが、明るいニュースが欲しいのも事実です。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      そうなんですよ、ここは渓相が良いし綺麗なアマゴが釣れるのでお気に入りの川です。ただ、うちからだとちょっと遠いんですよね (^_^;)
      川にいれば新型コロナウイルスの危険はないので、安心してのんびりできます。都会では、移動するにも電車かバスを使わざるを得ない人もたくさんいると思います。車でちょっと走れば川がいくらでもある環境に暮らしている自分は、とても幸せだと思います。

  2. 人に会わない場所での釣りが趣味で良かったなと。僕も本流や渓流や磯などには行くつもりです。家に籠もってばかりのほうが病みますな。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      「Stay home」てのがキャッチフレーズみたいになってますが、ほんとに言葉通りに家の中に籠もっていたら、それはそれで病気になっちゃいますよね。今のは散歩するのさえ悪いっていうような雰囲気になってますよね・・・
      釣りでも、管理釣り場や堤防は「密集」に該当しますが、川や磯は新型コロナウイルスの感染リスクとは無縁なので、安心して楽しめますね。
      渓流で人に会うこと自体ほとんどないので、私もまた出かけます(^_^)

  3. 確かに、釣りは人に会う確率が低いので、趣味としては良いですね。       私は、ゴールデンウィーク前は相性が今一で、あまり釣りには行かないんですが、先日、会社帰りに寄り道で 初岩魚で解禁となりました。ドライででましたよ(^-^)

    • Kさん、こんばんは。
      釣りでも管理釣り場や混み合う堤防なんかは、「密集」する場合もありますが、ほとんどの釣りは人との距離はかなり離れてますよね。私自身は渓流で他の人に会うこと自体がほとんどありません。
      今期初岩魚、おめでとうございます!
      会社帰りに釣りができるなんて良いですね。天竜川水系、木曽川水系ともにドライフライのシーズンがやってきましたね。これからが楽しみです (^_^)

  4. ボクもそろそろ癒されに行きたい気分。^^
    カレーうどんランチも文句なし!!

    • kuniさん、こんばんは。
      そうでしょー、kuniさんも感染リスクのない川へぜひ癒やされに出かけて下さい。
      この日は、霧雨〜小雨がしとしとと降り続いて気分的にはちょっと下げ気味でしたが、カレーうどんで体が温まって気分も少し上向きに(笑)
      アマゴもイワナも釣れたし、ドライフライでも釣れる季節になってきたので、これからが楽しみです (^_^)

  5. 初めまして。一年弱くらい覗かせて頂いております。
    なかなかに素晴らしいフィールドですね!私、掛川出身でして(神奈川在)親近感、近親エリアって感がありましたので。
    紹介されている用具の進化には唸らずにはおれません。軽いカルチャーショックを感じながらも、今でも山渓を好む若い方がいらっしゃるんだとホっとしております。
    山屋の端くれだった頃、単独行なら全季ツェルトか地べたゴロ寝なんて貧乏山行ばかりでしたが、山と疎遠となり30年程経った今頃になって山菜や茸を始めて、若い頃には向き会う余裕のなかった山遊びを愉しみ始めております。
    これからも私の知らない未知のフィールドや最新グッズ紹介を愉しみにしております

    誠に勝手ながら、これからものぞき見しながら、日々の活力源、またフィールド開拓の参考にさせて頂きたいと思います。

    • 萩原さん、初めまして。
      ブログを読んでいただき、そしてコメントもありがとうございます!
      この川は渓相が良く、棲んでいる魚も綺麗で、周囲には山菜も豊富なのでお気に入りです。ただ、うちからちょっと遠いんですよね。
      登山をされていたんですね。ツェルトやゴロ寝ってのが良いですね。
      30年前と比べると、確かに登山・キャンプ用品はかなり進化したと思います。あらゆるものが軽量コンパクトで、便利になっていますよね。昔は同じものでも重かったので大変だっただろうな、と想像します。
      山菜やキノコ、採るだけじゃなく食べる楽しみもあるのでいいですよね。
      私のブログが何らかのお役に立てば嬉しく思います。
      今後ともよろしくお願いします (^_^)

  6. 良い川! 良いサカナ!!
    南関東在住者にとってはコロナ感ハンパ無いですが、この写真でめげずに暮らしていけそうです。

    • Keyman さん、こんばんは。
      そうなんですよ。ここは渓相抜群で、アマゴもイワナも綺麗なので私が行く川の中でもかなりお気に入りです。ただ、ちょっと遠いので行ける回数が限られちゃうんですよね・・・
      南関東だと新型コロナウイルスの脅威を常に身近に感じつつ、生活しなければ行けませんよね。いろいろ大変だと思いますが、お気を付けてお過ごし下さい。そして、チャンスがあれば、川へ出かけて下さい。
      私はこれからも人のいない渓流には出かけるので、また良い魚が釣れたらアップします (^_^)

  7. こんにちは。
    渓流めし、木の器になって3割増しで本当にうまそうに見えますね。やばいですね。これが川沿いで作れちゃうのがすごいです。新しいロッドでの釣り楽しそうですね。なにか伝わってきました。楽しそうな感じが。そうですね、今こそ釣りデビューかもしれないですね。よし、仕事を終わらして五月の連休こそはデビューしたい・・・。なんとかなるかな?
    ウィルスの情報勉強になりました。まだまだ

    • nomitaさん、こんばんは。
      そうでしょ、この『山のうつわ』に盛り付けただけで、美味そうに見えるでしょ?
      ヤバいんですよ(笑)
      アルミクッカーから麺類や汁物を食べるとアルミ味がしますが、木のうつわに移すとアルミ味はしなくなるので、実際に美味しさもアップしてます。
      新しいロッド、かなり気に入りました。これから使い込んでみたいと思います。
      釣りデビューしてみて下さいね。まぁ、焦ることはないし、気がかりな新型コロナウイルスの件もありますし、のんびりやってください (^_^)

  8. こんばんは。
    コロナに対する姿勢は十人十色ですね。
    生活エリアにもよりけりかと思いますが、私の場合は自粛の方向。SNSはね^ ^
    自宅にいてもこんな綺麗な谷の写真が見られるのはありがたい事です。

    • 七流釣師さん、こんばんは。
      そうですね、住んでいる地域や職業を含めた生活パターンによっても、考え方が分かれるでしょうね。
      SNSは??ってことは、渓流釣りに行くことは行くのかな?
      ともかく、無理しない(リスクのない)範囲で、いろいろ楽しんで下さい。
      この川は本当に渓相が良くて、魚も綺麗なんですよね。
      水の透明度が高くて、スレたアマゴがびゅんびゅん足元から走るって欠点もありますが(笑)

  9. 二日連続で美味しいものを食べすぎでしょう!!!
    今日の朝昼と十分にご馳走です。
    ニューのロッドで終わり良ければの見事な釣果、綺麗な魚体ですね。
    コロナはリコプテラさんのを読んで知識がステップアップしました。
    都心はさらに厳しい状況になりつつあり仕事を続ける職種の人は命がけでもあります。
    手洗い消毒とマスクときちんと出来ることをし続けるこれしかないです。
    スーパーレジで床に距離を開けての整列マークも気にせずマスクもせず無神経に近づいて後ろに詰め寄る人未だ多くいい加減にして欲しいです。
    みんなで協力しなければならない現状に言葉がありません。

    • 幻の渓流師さん、こんばんは。
      えぇ、そうなんですよ。美味しいもの食べ過ぎ、カロリー高すぎ(笑)
      朝のアサリの味噌汁は体に浸みました。
      この川は渓相も良いですが、棲んでいる魚もピカイチです。人気河川なので、大きいのはなかなか釣れませんが (^_^;)
      新型コロナウイルス、祈りたくなる気分ですね。
      最前線で働かれている方々は本当に大変だと思います。それぞれの環境で、自分のできることをしっかりやるしかないですよね。
      スーパーのレジ、私も同じような体験をしました。どうして、離れて待つってだけのことができないのか。こういう時こそ、他人への思いやりが必要ですね (^_^)

  10. 今日も天気が良く、予定通り近所の山に。

    10時ならドライでパクパクかと思いきや沈黙なのでニンフでスタート。
    昼食までに2匹でした。

    下流に移動したらライズが散見されたので、ブルーダンパラシュートで
    26cmやまめを筆頭にツ抜けできました。+足もつりました。

     良型ヤマメなんて3年ぶりかも。

    リーダー抜けが無いようにブレイデッドリーダー仕様の#2 ラインでした。
    接着剤は耐衝撃タイプのセメダインにしようと思います。

    • FFfreakさん、こんばんは。
      元気に山(川?)に出かけられているのは何よりですね。
      午前中はまだ水温低かったんですかね。
      下流に移動して、ドライでヤマメのツ抜けとは楽しいですね。「足もつった」というのは、「釣った(フックが刺さった)」のか「攣った」のかどっちでしょう?(笑)
      ああ、なるほど、リーダーをブレイデッドループで結束してるってことですか。
      チェコニンフ風の釣りではブレイデッドループ使ったことがありますが、ドライでは私は使ったことがないです。
      耐衝撃タイプのセメダインは良いかもしれないですね (^_^)

  11. いつも楽しく拝見しています。自然へのアプローチ、タッチの仕方など、参考にさせて頂いてます。参りましたねぇ、、コロナ。いつだったか三峰川の投稿を拝見しましたが、例年なら当方も三峰川に行く季節なんですが、神奈川在住故、このご時世に越境の釣りは残念ながら控えないと・・・県内の釣り場で我慢しておきます。しかし、三峰川も近年、荒廃が進んで、林道は至る所で崩落。今期はどうなっているか、心配なのですが、夏にでも行ければ良しなんでしょうか。
    また、楽しいレポートお願いします。

    • 川さん、こんばんは。
      いつもありがとうございます。何か参考になれば嬉しく思います (^_^)
      新型コロナウイルスはかなり厄介ですね。
      お互いしばらくは県外への外出は控えるしかないですね。
      三峰川は一昨年の台風被害で林道は崩落したままですし、川もかなり埋まってしまいしばらくは厳しい状況だと思います。
      ありがたいことに、こちらは人に全く会わないでも行ける川がたくさんあるので、近々また出かける予定です。