ジルコニア製のカトラリーを使ってみよう|ZIKICO SUMU
少し前に書いたZIKICO SUMUというジルコニア製のカトラリー。
まずこれがTEMOと言う名の軽量スプーン。
ジルコニア製で表裏を使って大さじ、小さじを両用できるというアイディア商品。
そしてこちらがジルコニア製のカトラリー、ZIKICO SUMU。
フォークの先端やスプーンの薄さをみると、こんなに細く加工して大丈夫なのかな、と少し不安になりますが、そこは強度のあるジルコニア製なので心配無用。
専用の収納袋があるので、くるくる巻いてアウトドアに持ち出してみましょう。
磁器の一種なのでやはりしっかりとした重さがあります。
高級カトラリーなので、そもそも本来は家で使うものですけどね。
金属臭から解放された野外ランチ
6月中旬の梅雨の晴れ間。ジリジリと太陽が照りつけます。
今日は近くの渓流へピクニック。ここ数日かなりの雨量だったので、おそらく釣りは無理でしょう。
そもそもこの川の上流部は荒れていて魚はいないと思うんだけど、それを確かめるためにも草に覆われた林道をジムニーで上っていきます。
途中、連日の雨で地面が削れて崩落しそうになっているところがあったのでその手前にジムニーを停車。
ここからは徒歩で行くことにします。
途中、ミツバがたくさん生えていました。
少し採っていきます。
さて、川に到着です。
普段細い流れが増水して、ざぁーっと流れ落ちています。思ったより濁りはありませんが、やはり魚そのものがいないような気がする・・・
ともかく今日はピクニックなので、お昼の準備をします。とにかく暑い!
汗だくになりながら、お昼の準備をします。
ビールとステーキでいつもより贅沢なランチ
まず、川岸にテーブルになりそうな石を探します。
そしてZIKICO SUMUを取り出します。
いつもなら石の上に直接食器を置いてますが、今日は特別にランチョンマットを敷きます。
そして、ナイフとフォークにチタンダブルマグをセッティング。
なんと言っても、今日はいつもの渓流メシじゃなくてピクニックですからね(笑)
真ん中にある四角い小さい木の板は、熱々のスキレットを置いても大丈夫なように。
そしてMUKAストーブに着火。
2年位前にジェネレーターの分解掃除をしてそれから問題なく使えていたんですが、実は少し前にMUKAストーブが再び不調に陥り、結局のところジェネレーターを交換しました。
それについてはまた書きますが、交換後は新品同様の調子の良さに戻りました。
写真2枚目で大きく炎が上がっているのは、MUKAストーブ着火直後の正常運転です。これがプレヒート要らずのMUKAストーブの特徴です。しばらくするとジェネレーターが温められて青いきれいな炎になります。
それからエスビット ポケットストーブを設置して、固形燃料に着火。
これはほんとにポケットサイズなので、予備ストーブとしては最高です。
MUKAストーブにチタンパーソナルクッカーの大鍋を乗せて、ミツバを茹でます。
オピネルで4〜5cmにカット。
そして本日の主役、ちょっと奮発した信州牛の小ぶりなステーキ肉。
アルミホイルに包んでビニール袋に入れ、他の食材と一緒に保冷バッグに入れて持ってきました。
肉に塩コショウを振ります。
ZIKICO SUMUの紹介記事の時に「スプーンやフォークは使うことはあるけど、ナイフって家庭でなかなか使う機会がない。でも、このナイフとフォークでステーキを食べたら美味いだろうな」みたいなことを書いたんですよね。
今日はそれをやってみようってわけです。
ポケットストーブにニトスキ(ニトリのスキレット)を乗せ、油を馴染ませます。
そして焼き始めますが、固形燃料の火力が弱くて表面に焦げ目が付く前に中にしっかり火が通ってしまいそう。
ポケットストーブは見限って、MUKAストーブに移行。
こちらは安定の頼もしい火力。
肉の表面をしっかり焼いている間に、持ってきた付け合わせを用意。
そして、保冷剤でしっかり冷えたビールと共に。
ビール好きな人ならわかると思いますが、これは最高ですよ!
まずはビールを一口飲んじゃおう。
アルミ缶からだと金属味がするので、チタンダブルマグに注いでいただきます。
プハーッ、やっぱり最高!!
初めてビール飲んだ時には、こんな苦い物飲んでどこが美味いの? なんて思いましたが、人間の味覚とは不思議なもので、この苦さこそがビールの美味さではないですか(笑)
そしてですね、灼熱の太陽の下、清冽な流れの脇で食べるステーキの美味さは半端ないです。
塩コショウだけの味付けが肉の旨さを引き立てます。
このジルコニア製のカトラリー、ほんとに全く食材の味を損ないません。
ステンレス製のフォークやスプーンはやっぱり金属味がするんですよね。
今日は晴天の渓流で食べていることで普段の倍美味しく感じ、ZIKICO SUMUを使っていることでさらに1.5倍、つまり普段より3倍美味しく感じます(笑)
ぐびぐびとビールを飲みながら、あっという間に平らげてしまいました。もっとデカい肉を買ってくれば良かったなぁ。
でも、心配ご無用。まだ食べ物持ってきてますから(笑)
柑橘香るパスタは、夏にぴったりの爽やかメニュー
市販の「柑橘香るだし醬油」っていうソースを使ってスパゲティーを作ります。
柑橘入っているのが夏らしいでしょ。これにさっき採ってきたミツバを入れればきっと美味いはず。
再びチタンパーソナルクッカーの大鍋で、スパゲティーを茹でます。
ビールを飲んで少しクールダウンできたけど、それにしても空を見上げると暑い!
茹で上がったスパゲティーは一旦皿に上げ、茹でたお湯を粉末トマトポタージュに注ぎます。
前から書いてますが山のうつわDISHは、スパゲティーや焼きそば一人前を盛ろうと思うとちょっと小さいんですよね。
それで、キャプテンスタッグのウッドブレス丸形プレート16cmを買ってみましたがこれでも少し小さい。
クッカーに戻して柑橘香るソースで和えて、ミツバのおひたしも加えて良く混ぜ合わせます。
良い香り〜。
皿に盛って、付属のトッピングを散らしたら出来上がり!
柑橘の香りが爽やかに広がって、夏にぴったりのパスタ。
ミツバの味も柑橘との相性が良く、抜群に美味いです!
普段は木製のカトラリーを使ってますが、木製フォークは歯がそれほど細く仕上げられてないのでちょっと使いにくかったんですよね。SUMUは細く加工されてるので、とても使いやすいです。
SUMUのスプーンでスープを掬って口に運ぶと、金属製のスプーンを使った時とは明らかに味の違いがわかります。
今日の渓流メシはZIKICOのおかげで本当に美味い!
単なる磁器だと強度が心配になりますが、こちらは歯の被せ物にも使われるジルコニア製なので石の上に置いたって傷つくようなこともないし、金属製のカトラリーと扱いは特に変わりません。
金属アレルギーの人や金属味に敏感な人にお勧めですね。
釣りはできずとも、贅沢な休日。
うーん、もっと水が少なければフライを浮かべられる場所もないわけじゃないけど、魚そのものがいるのかどうか。
釣り道具は持ってきてはいましたが、結局竿を伸ばすことはなく、帰ることにします。
コメント
飲酒運転?
ビールのアルコールが抜けるには8時間はかかるのでは?
12時にランチなら日の高いうちに帰るのはどうかと思いました。
通りすがりさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
ランチと書いていますが実際にはブランチというくらいの時間帯で、ビールを飲んだのは10時半頃です。
そして、これもわかりにくかったかもしれませんが、ジムニーの停車場所から川まではかなりの距離を歩いているんです。
お昼をゆっくり食べて休んでから、さらに川をかなり遡り(記事には書いていませんがその辺りで山の散策をしてから)、歩いて帰って来てますので、ジムニーに戻ってきたのは17時半過ぎです。ビールを飲んでから7時間くらいは経っているでしょうか。それでも、呼気検査をされれば微量のアルコールは検出されたかもしれませんが。
「日の高い川を後にしました」という書き方が紛らわしかったかもしれないですね (^_^;)
近くの川でピクニックですか。いい環境ですね。
ジルコニアはセラミック特有の耐熱、耐摩耗性に加えて靭性にすぐれておりますのでカトラリーには適していますよね。
私もビール好きではありますが、まさか日帰りとは思いませんでした(笑)
まぁ、量的なものと時間的なものと【近くの川】ということで(笑)
私もひと昔前(今程飲酒運転に神経質じゃなかった良き時代?)は、釣り始めに持参の缶ビールを川底に沈めて帰りに仲間とプハーとやってた記憶があります(笑)
ゴルフでもハーフの食事時にはプハー(笑)
でも、悲惨な事故が起因となった現在は、ちと責任と信用を大切にするべき立場にあることから車で出かけた時は一切飲むのをやめました。(外車だからと代行運転を断られたことにも一因あります(笑))正直、つまらん世の中になりつつあるなぁとは思ってます(笑)
それにしても、リコテプラさんがロッドを持たずに川を遡る所作は、私がふらっと気分転換にディズニーランドに出かけてアトラクション等には一切乗らずブラブラ散歩のみを楽しんで土産も買わず(もちろん知人には内緒で何も語らず)に過ごして帰るようなもんですかね(笑)
イッケンヤさん、こんばんは。
ウチは相当な田舎なので、自宅からリュック背負ってすぐにピクニックに行けます(笑)
ビール日帰りは、まぁ大目に見て下さい (^_^;)
基本的にはアルコール飲んだ日は運転しちゃまずいですよね。今後は渓流泊の日だけにしまーす。
ディズニーランドに行ったのに一切アトラクションに乗らず、ぶらぶら散歩して帰る??
そんな人いるの?って感じですが、例えとしてはとても的を射ている気がします(笑)
おはようございます。
いいですね、太陽の下での食事。
今回の記事、最も気になったのはランチョンマット。
岩の上に置いてもシャンとしてますよね。
まさか板ではないでしょう。
竹ひごの様にも見えますが、しゃんとしている。
もし竹ひごだったら編みがよっぽどシッカリしているんでしょうね。
色/柄といい、素敵なマットです。
マンボウさん、こんばんは。
同じ物を食べても、天気の良い日の野外だと数倍美味しく感じるんですよね。
このランチョンマット、竹ひごを紐で編んであってくるくる巻けるようになっています。
そこそこ平らな岩を選んでますが、おっしゃる通りでランチョンマット自体がシャンとしてます。
このマットは確かニトリで買ったと思いますが、お気に入りです (^_^)
また、良いことしてますね。^^
釣りなしのピクニックとはいえ、外でコース料理はリコプテラさんならでは。
お腹の空く時間に見たのは後悔・・・今日は休みだから、晩飯作らなきゃ。
kuniさん、こんばんは。
ここ一ヶ月は雨続きで釣りにも行けなかったので、少しは野山の空気を吸わないと息が詰まっちゃうので出かけました。
ランチメインとは言え、本当は魚も釣りたかったんですけどね(笑)
私の場合、あんまり『野外調理』というカテゴリーにこだわってないので、普通の食べ物を野外で食べてるだけって感じです (^_^;)
kuniさんもいろいろ美味そうなもの作ってますね。参考になります。
昔景気良かった時代のダイワのリールのスプールリングはジルコニアだったような。このセット僕も購入してみようかな。キャンプの時に活躍してくれそう。
Nori1022さん、こんばんは。
バブルの時代でしょうかね。確かにダイワならやりそう(笑) そう言えば、今使っているTMCのボビンホルダーの先端部はセラミック製なんですが、あれもジルコニアかも? ロッドのガイドにも使えそうですね。
このカトラリーを買うのは金属アレルギーの人、もしくは金属味に異常に敏感な人、さらには相当酔狂な人、いずれかだと思います(笑)
でも、買って後悔はしないですよ。
この値段だと、アウトドアで使うのは勇気がいりますね 外でのご飯も、器の下に一枚敷くと料理が映えますね。
Kさん、こんばんは。
アウトドアで使って頑丈なジルコニア製なので破損の危険性は低いですが、川に置き忘れたら涙ものですよね。
しばらく立ち直れなくなるでしょう(笑)
普段の渓流メシだと、岩の上に直接食器を置いてますが、今回はちょっと贅沢な肉を買い込んできたのと、フォークやナイフをちゃんとセットしたかったので、ランチョンマットを持って行きました。
おっしゃる通りで、写真映えはしますよね (^_^)
おはようございます。
ビールを缶のまま飲む人が居ますが(当然ですが)やっぱりコップについで飲む方が美味しいですよね、ところでコムソウの方はどうでしょう、いつもこの頃採れる事もあるのですが。
ハックル70さん、こんばんは。
ビールは缶から直接飲むと美味くないんですよねー。一番良いのはやっぱりグラスや瀬戸物ですね。
一口目の口当たりが全く違いますね!
いつも梅雨が明けてから一度山を歩くんですが、今年はなかなか明けないまま今日は晴れ間が覗いたので、夕方少し歩いてきました。
コムソウとアミタケが少し採れました。コムソウはたくさんありましたが、開きすぎて傷んでいる物が多かったです。
今日のブログにも書きました。
もっと標高の高い山へ行ってコムソウがビクいっぱい採れたという話も聞きましたよ (^_^)