前回の堅苦しい話題(例の放流魚の話)から一転、今回はお気楽な酒の肴の作り方です(笑)
渓流の放流魚問題については、1/18(月)に県に問い合わせメールを送ります。1週間くらいで回答があると思うので、その時にまた結果報告します。
さて、今回の本題です。
以前にも書きましたが、私が和食のバイブルにしている本。
この本は本当に役に立つんですが、残念ながらアマゾンにも古本は流通していないようです。
男の料理 基本の「き」。今回もこちらで紹介されている料理です。
材料はこれだけなのにこんなに美味い!|蛇腹こんにゃく
蛇腹こんにゃく材料
- こんにゃく…2枚
- サラダ油…大さじ1
- 昆布だし…400ml
- タカノツメ…1本
- 八方美人…100ml(4倍濃縮のめんつゆ60mlでも可)
- 砂糖…大さじ2
八方美人というのは、鰹ベースの自家製めんつゆのようなものです。
作り方はこちらの記事をご覧下さい。
全体に斜めに細かく切り込みを入れる。これが大事。
コンニャクの表面に、斜め45°に3mm幅くらいの切れ目を入れます。深さも3mmくらいでいいですかね。
水分を飛ばしてから、じっくり味を染み込ませます。
縦二つに切って、2cm幅くらいに切ります。
フライパンにサラダ油大さじ1を引き、こんにゃくを強火で炒めて水分を飛ばします。
ひたひたになる量の熱湯を注ぎ入れ、油抜きをしたこんにゃくをザルにとります。
鍋にこんにゃくと昆布出汁400ml、八方美人100ml、砂糖大さじ2、タカノツメ1本を入れて強火で煮ます。
八方美人の代わりに写真2枚目のような鰹ベースの4倍濃縮のめんつゆ60mlでも大丈夫です。
強火で5分くらい煮たら、一旦冷まします。
そしてまた煮て冷ましてを繰り返しながら、煮汁が1/4くらいになるまで煮詰めていきます。
材料はほぼこんにゃくだけのシンプルな料理ですが、切れ目を入れたことでしっかりと味が染み込み、ピリ辛な仕上がりが日本酒に良く合うと思います。
安上がりな材料でもちょっと手間をかけると、極上の肴になりますね。
皆さんもぜひ、お試し下さい。
コメント
いつも美味しそうなのを作りますね。 この記事を読む前に飲み終わってしまい、酒の肴になりませんでした
Kさん、こんばんは。
今回はちゃんとした教科書があるので、間違いないです。
呑んでたんですね(笑)
機会があったら、こんにゃくを買ってきて作ってみて(または奥さんに作ってもらって)下さい。
ほんとに美味いですよー (^_^)
おはようございます
今回も美味しそうです。
コンニャクの生臭さを上手く消して、上手く味を染ませた、基本に忠実なお手本料理ですね。
実は我が娘が高校になって、本格的に料理を始めた時のバイブルも「男の料理」本でした。
マンボウさん、こんばんは。
今回は教科書通りに作りましたので、仕上がりは完璧でした。美味しかったですよ。
和食のプロはやはり細かい仕事をきっちりやって、素材を生かすのがうまいですよね。
今や「男の」とか「女の」とか区別しただけで、ハラスメントになるとか言われる時代ですが(苦笑)、「男の料理」的な本はわかりやすく料理の基本が書かれていて、とても役に立ちますね (^_^)
この『振り幅』こそ、リコプテラさんのブログの真骨頂・・・なんちゃって。(笑)
リコプテラさんの仰るところの堅苦しい内容も、理論立てて書いて下さるおかげで読み手が理解しやすいというのが素晴らしいところ。
そしてもちろん、料理ネタも秀逸。^^
これ絶対に美味いに決まってますね。
ただ煮込むだけの料理なら圧力鍋で手抜き(時間短縮)出来るけど、これはそれが出来なさそうなのがボクにとっては残念ではあるけど。
kuniさん、こんばんは。
私はいろんなことに手を出して「もはや釣りブログではない」とクレームが入ったりしますが(笑)、kuniさんのような方に幅広い話題にお付き合いいただいて、嬉しい限りです。
ええ、この料理は料亭の旦那が監修しているので、間違いないです。しかも、素人でも簡単に真似ができるので、家庭で料亭の味を楽しめます。
圧力鍋、私も愛用していて便利なんですよねー。でも、これは時短では出せない食感と味なんだと思います (^_^)
前回の放流魚問題の流れで連続投稿です(笑)
こんにゃくはいいですね。蛇腹って尋常じゃないネーミングは切れ目に由来するのかな?
私は体形の維持のため肴にはカロリーのないものを愛用しておりますので、これはうってつけですね。ですから普段の肴のメインはほぼ漬物(食材に信用のある知人のもの優先)です(笑)
食べ物(口から入る物)にさえ留意してれば運動不足なんかくらいでは無駄太りもしませんし腹なんか出るわけありません・・・ってのが持論です。
事実、私は健康やダイエットのための運動なんか一切してませんが30年以上前のスラックスを含めた服飾は全て未だ現役です。
と言っても私はバカ舌らしくグルメではありませんので基本食べ物には無頓着です。
ただ妻へのお願いは『中〇産の食材だけはやめてくれ。食材の安全には金をケチらないでくれ。』くらいで味付けや調理方法なんかどうでもいいです。わからないです(笑)
ただ、リコプテラさんほど器用だと食べ物も自由自在で楽しそうですね。ちょっとだけ羨ましいです。・・・ちょっとだけって言うのはひょっとしたら人の料理したもののアラがわかると複雑かなと(笑)
イッケンヤさん、こんばんは。
コメント連投歓迎ですよ(笑)
教科書にしている本を監修している「つきぢ田村」という料亭の旦那が、「蛇腹こんにゃく」と名付けていますが、おっしゃるように全体に細かく切れ目を入れているところに由来してますね。
カロリーを気にするならコンニャクは最高ですね。日本酒に漬物も合いますね。ただ、塩分採りすぎにはご注意下さい (^_^)
おっしゃる通り、食べ物は大事ですよねー。食材の産地も気になりますよね。
それなのに、食べ物に無頓着?(笑)
私は基本的に他の人が作った料理には文句は言いませんが、おっしゃる通り「これはもう少しこうした方が美味いかも」と思ったりはするので、料理に詳しくない方が幸せかも(笑)
あいかわらずおいしそう
煮詰めなくても適当に保温鍋で放置でよさそうな感じですねー
近所でだいたいこんにゃくとかまぼこが80円なのでお手軽惣菜(おつまみ)によさそう
一番手間そうなのは・・・細かく切れ込みいれるのがだるいだけ
食感が変わりますが凍みこんにゃくでつくるとおもしろそう
いつものとおりすさん、こんばんは。
やってみないとわかりませんが、保温鍋でどのくらい味が染み込むのか試してみると良いかもしれません。
こんにゃくはほんとにお手頃で健康にも良い食材ですよね。実のところ、私は普段はおでん以外ではあまり食べないんですけども(笑)
かまぼこはウチの辺りだと意外と高いんですよー。80円っていうのは格安ですね!
こんにゃくの切れ目入れは、やってみると手間っていうほどのことじゃないですが、凍みこんにゃくを使うっていうのは良いアイディアかもしれません。私もやってみようかな (^_^)