梅雨真っ只中。
天気予報では雨マークが続いていますが、唯一二日後は日中は晴れマークになっています。
ちょうどその日は釣りに行けそうです。
さて、翌日釣り準備をしっかり整え、夕方翌日の天気予報を見てみると、なんと、降水確率90%になっているではないですか!?
一日で天気予報ってそんなに変わっちゃうものなの?
まぁ、梅雨時の天気予報はそれだけ難しいということなんでしょう。
もうしっかり明日の渓流メシの準備もしちゃったよぉ・・・
仕方ないので、もう釣りは二の次で、川の近くの東屋で渓流メシだけ食べて帰ってこよう。
そう決めて前日の夜は床に就きました。
釣行予定だった当日、朝起きてみると曇ってはいるけど、今のところ雨は落ちてきていません。
朝ご飯をゆっくり食べて、とりあえず出かけてみることにします。全県雨マークなので、たぶん釣りはできないと思うけど。
梅雨真っ只中の渓流メシ|木曽川水系 ワサビ沢
※ワサビ沢というのは私が勝手に付けた名前で、木曽川水系味噌川上流の禁漁区ワサビ沢とは全く別の川です。
今のところ雨は落ちてきていないけどおそらく釣りはできないだろうと、お馴染みのワサビ沢をちょっと覗いてみると、確かに増水気味ではあるけど・・・ルアーならいけるかも。
にしても、降水確率90%ですよ。
川を歩いても雨の中の渓流メシは勘弁だよなぁ・・・
ありあえず、サワークライマーRAにサワーサンダルフェルトを装着します。
険しい川ではないので、ネオプレン ストリームスパッツ(いつも脛に装着してるやつね)は無しで行きます。
今日は試しにナイロンラインを使ってみます。
タックルは、ブランシエラ 3.9UL Limited+カルカッタコンクエスト BFS HG。
いつも通りなんですが、今日はラインを巻き替えました。
いつも使っているPEラインが劣化してきたので、試しにこのナイロンラインを巻いて使ってみることに。
VARIVAS スーパートラウトアドバンス ブッシュトレイル(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
耐摩耗性の高い素材で藪や沈み石の際をタイトに攻めるのに向いているらしい。
渓流ベイトフィネスをナイロンラインでやってみたらどうなのか、試してみたくて。
気温18℃、水温12℃、とりあえずちょっとだけ釣ってみます。
増水でかなりの水圧。
雨は今のところ落ちてきていないのが救い。これは早々にご飯だけ食べて帰った方がいいかな・・・
対岸のややゆるやかな流れの沈み石のある辺り。
小さなアマゴが出てきてくれました。
ボウズは免れたところで、この大木の下でお昼を食べることにします。
現地のフキを使って、美味しい渓流メシを
川岸をちょっと上ったところにあったフキ。
45cmくらいの長さがあるものを5本採ります。
枝豆と冷凍した豚バラ肉を持って来ています。
豚バラ肉は半解凍の状態になって、ちょうど良いです。
葉っぱは落としまして、マイクロマックスULに着火。
アルミパーソナルクッカーでお湯を沸かしている間に、オピネルでフキを15cmくらいにカットします。
水で冷やして水を切ります。
3本ずつまとめて豚バラ肉を巻きます。
こんな風に肉巻きにします。
豚バラ肉はべとつくので、使い捨てのうすいビニール手袋を持って来たほうが良かったな。
ともかく、無事できました。
枝豆は鞘から取り出し、小さく切ったさつま揚げと一緒にご飯にします。
下流の昆布出汁と塩少々で炊き込みます。
ご飯が炊き上がったら蓋をしたまま蒸らしておきます。
ご飯の上で水を入れて重し代わりにしていた、チタンパーソナルクッカーの小鍋。
そこそこ沸いてきている水を、ちゃんと火に掛けます。これはインスタント味噌汁用です。
肉巻きに片栗粉を振って、ポケットストーブの固形燃料に着火。
3層鋼フライパンに油を少し引き、豚肉に少し焼き目が付くまでしっかり焼きます。
焦げ目が付いたら、おろし生姜とみりん、醬油掛けてさらに少し焼きます。
ジュージュー、この香りがたまりません!
本日の渓流メシ
・枝豆とさつま揚げの炊き込みご飯
・フキの肉巻き
・しじみの味噌汁(インスタント)
・ミニトマトと枝豆
うっすら塩味の枝豆ご飯最高! お焦げもちょうど良い炊き上がり。
フキの肉巻きは、水っぽくなるかな、と思ったけどそんなことはなく、以前に作ったウドの肉巻きよりうまいです!
紅茶と一緒に、残りの枝豆を食べつつちょっと休憩。
この収納ケースに入れたポケットストーブと固形燃料。これは本当に使えます。
これさえあれば雨の日でもなんとかなるしね。
降水確率90%って、10回に1回は雨が降らないってことだよね
降水確率90%なのに、お昼の間に雨が落ちてこなかったという奇跡。
いや、「降水確率90%」と聞くと間違いなく一日中雨のイメージになっちゃうけど、90%って、10回同じような状況があったら1回は雨が降らないってことだもんね。だから、それほど無いことじゃないよね。
降水確率90%の時に雨が降らなかったら「天気予報が外れた」って私も言っちゃうけど、それは外れてないよね。「100%」って言って降らなかったらそれは外れたことになるけど。
まぁ、そんなわけで今日は確率十分の一の当たり日だったようです。
在来タイプの魚が増えたような気がする
これで今日の目的は達成しましたが、雨が落ちてくるまでもう少しだけ釣ってみよう。
浅瀬でチビアマゴをばらしました。
ベイトフィネスだとこんな倒木の下のピンスポットも狙えるのが良いところ。
ここからは出ませんでしたが。
ここも浅瀬続きで、増水で流れがやや強いんですが、足元でルアーをピックアップしようとしたらゴンっと食ってきました。
トップガイドからリーダーがちょこっと出ているだけの状態だったので、焦りました。
少しパラパラ雨が舞ってきたかな。やはり一日中降らないというわけにはいかないようです。
最後の一投、張り出した枝下を狙います。
ベイトフィネスならこういうポイントもためらわずに狙えます。
といいつつも、気を抜くと枝を釣っちゃうんですけどね(笑)
ともかく、流心でヒット。
ところで、今回は例のド派手アマゴは1尾も釣れませんでした。
もしかしたら、県から働きかけて今年の放流はド派手アマゴをやめてくれたの?
それとも、ただ単に漁協が放流をサボってるだけ(失礼!)
ともかく、在来タイプのアマゴやイワナが増えているのであれば、嬉しいです。
ベイトフィネスではやはりPEラインの方が良いのかも。
ナイロンラインを使ってみましたが、キャスティング自体は特段問題がなく、PEよりもサミングはしやすい感じがあります。
ただ、たまたまかもしれないけど、小さい魚のバラシ(掛かった直後に外れる)はPEよりも多かった気がします。
問題は、バックラッシュしてしまうと縮れてしまって、その後もトラブルが起きやすくなるところです(これはナイロンだけでなくフロロも同じ)。一度縮れてしまったラインはどうしようもありません。
PEの欠点として「バックラッシュすると直しにくい」とよく書かれていますが、実際に使ってみるとPEの方が直しやすいです。
結局のところ、ベイトフィネスではPEの方が良いような気がします。
恐ろしい暑さの夏がやって来る!?
道路に上がって霧雨程度の雨が舞う中を下ってくると、道の脇にはもうコスモスが咲いていました。
秋の花のイメージだけど、割と早くから咲いているんですよね。
今日(7月17日)は、伊那界隈では最高気温は34℃!!
ずっと北の方なのに、長野市はなんと36℃!!!
このまま梅雨明けなのかどうかはわかりませんが(さっき見たら梅雨明け宣言出たらしい)、
恐ろしい暑さです。
信州ってもっと涼しかったんじゃないの?
夏はやっぱりウグイス小屋へ行っているしかないな(笑)
コメント
こんばんは
結構な水量で、しかも速そうですね。
流されないかと、ドキドキしそうです。
そんな中で、顔を観れた魚達、良い顔つきです。
言われるように、渓魚達の食欲はピークに達しつつあります。
楽しみな、これからです。
マンボウさん、こんばんは。
釣行前から増水でちょっと釣りは無理かな、なんて思っていましたが、ルアーならなんとか釣りになりました。でも、徒渉しなければいけない箇所ではかなりの水圧でちょっと緊張しました。
渓魚たちは秋に向けて食欲全開ですね!
渓流は最盛期になりましたが、それと同時に禁漁までのカウントダウンもすでに始まっているような気もしてちょっと焦ります(笑)
お久です。無沙汰していましたが、別荘買ったんですね。なんか秘密基地って感じでいいですね。リコプテラさんの生活スタイルに合ってそうでいいお金の使い方だと思いますよ。
私も友人から別荘を進められますが、お金はともかく維持管理に自信がないのと現在の自宅が山と田園に囲まれたポツンと一軒家状態なので別荘そのものに興味がなくて(笑)
それより隣接する土地を買い広げて草刈りだけでも大変になってます(笑)
最近11本継ぎのテレスコピックルアーロッドを入手してフライを振れないか検証しましたら、結構いけるので二刀流に挑戦しようと思ってます。ハーディのマーキス#2/3を忍ばせてグリップを着脱すると20cmになりますのでかさばらないし(笑)
ルアーロッドは専用のロッドホルダーも用意しました(笑)
ルアー最強ではないのを悟っての悪あがきですが、リコプテラさんの別荘買いに較べりゃちっちゃい話です(笑)
イッケンヤさん、こんばんは。
お久しぶりです!
別荘と言ったって山小屋みたいなもんですよ。秘密基地という感じは確かにしますね。
「いいお金の使い方」なんて言ってくれるのはイッケンヤさんくらいです(笑)
「ポツンと一軒家」に暮らしていれば、別荘は要りませんね。
実家の田んぼや畑の土手草刈りを手伝っているので、草刈りの大変さ、よくわかります。
テレスコピックのルアーロッドで、フライを!?
でも、考えてみるとフライラインってどんな調子のロッドでもある程度振れますよね。例えば、棒きれみたいな竿だったとしても(笑)
仕舞い寸法20cmとはいいですね! いつでも、鞄に忍ばせておけますね。
二刀流、楽しみですね (^_^)
楽しんでみえますね、自然の中でこんな世界が一番でしょう
心にゆとりある状態が良く分かります、
これからも楽しませてください、
釣りお爺さん、こんばんは。
今回は降水確率90%だったので、半ば諦め気分で渓流にご飯だけ食べに行くつもりでした。
ところが、幸か不幸か雨が落ちてこなかったので、少しだけ釣りも楽しめました。
心のゆとり、と言うとカッコイイですけど、私の場合ただのんびりしているだけです(笑)
人と競い合って釣るというようなのは、向いてないんですよね (^_^)
この数日、暑いですよ 先日、ド派手アマゴ釣りましたよ 今シーズンのは 少し派手さか少なくなったような なってないような感じでした。 フキの肉巻き、アスパラの代わりでしょうか 現地収穫の料理、私は全然できてません。昨日も、お昼ごはんはパンでした。どうしても、釣りメインになってしまいます。
Kさん、こんばんは。
梅雨が明けてから、なぜか長野県が全国一暑いというような日が続いてますね。恐ろしいです。
私も、この後、木曽でド派手系を1尾釣りましたが、今までより落ち着いた朱点でした。これって、ただ単にアマゴの放流量を減らしただけ?(笑)
山菜で言うと、アスパラみたいな味のシオデが一番だと思いますが、今回はどこでも採れるフキで作ってみたら、意外といけました。
真面目な釣り人は釣りに集中するのが当たり前だと思います。私がちょっとおかしいだけです(笑)
もうホントに唐突に夏が来た感じですよね。
ボクも今日はニジマスを狙いに行ったけど、陽が昇るとあっという間に35度になって、水温も20度、更には連日のゲリラ豪雨による増水・・・と、散々な釣りでした。(笑)
それでも川に身を置くだけで、気分は良いですけどね。^^
今回のランチもまた、魅力的です♪
kuniさん、こんばんは。
そうです、まさに「唐突」という言葉がぴったり。
梅雨が明けた途端にいきなり連日の猛暑日! 長野県は昔はもっと涼しかったんですけどねぇ・・・
気温が体温を超えると生命の危機を感じます。
水温20℃、これもトラウトたちにとっては厳しいですね。
私も今回は釣りはできない前提で川に行って、お昼だけ食べて帰ってくるつもりだったので、ちょっと贅沢なランチになりました (^_^)
PEラインは腰がなくて柔らかなので、僕はナイロンやフロロよりバックラッシュし難いと思ってます。しても余程でないと治せるし。
Nori1022さん、おはようございます。
PEはバックラッシュすると直しにくい、と書かれてること多いですけど、PEはバックラッシュしてもほとんどの場合は何とか直せますよね。直した後もラインが縮れたりしないし。
その点、ナイロンやフロロや一旦縮れ癖がついてしまうと、とても厄介。
私もPEの方がバックラッシュしにくいと思いますし、ベイトフィネスは今後もPEラインでいこうかなと (^_^)