2021年秋、私が住んでいる長野県上伊那地域では序盤からキノコは豊作でした。
特にマツタケは近年では稀に見る大豊作で、マツタケ専門の方々はかなり採れたんじゃないでしょうか。
マツタケにそれほどこだわらず、いろんなキノコを採りたい私にとっても今年は楽しい山歩きでした。今シーズン出会ったキノコを振り返ってみることにします。
2021年に出会えた美味しいキノコたち|楽しかったシーズン
序盤からキノコは豊作の予感!
サクラシメジとショウゲンジ。
サクラシメジは例年より早く大量に発生していました。
ショウゲンジは早くから最終盤までシーズンを通してコンスタントに出ていました。
クリフウセンタケとニンギョウタケ。
クリフウセンタケは時々少しだけ見かける程度でした。
ニンギョウタケはよく見かけました。
チチタケとアカヤマドリ。
チチタケは本来なら8月のお盆ころに採れるキノコですが、今年はタイミングを逃してしまいましたが、9月にパラパラ出ていました。
アカヤマドリは序盤に結構見かけました。
タマゴタケとハナビラタケ。
タマゴタケはこんなきれいな幼菌を見つけると嬉しくなりますね。序盤にそこそこ採れました。
ハナビラタケは大きくなって少し傷んだものが多かったです。
マスタケとキツネノチャブクロ。
マスタケはこのくらいの幼菌は食べ頃ですが、普段私は採りません。
キツネノチャブクロも普段採りませんが、中が真っ白なきれいなものを少しだけ採って食べました。
ホウキタケとウスムラサキホウキタケ。
ホウキタケはある程度取れました。ウスムラサキホウキタケは初めて採りました。
ウラベニホテイシメジとキヌメリガサ。
ウラベニホテイシメジは例年より少なめでした。キヌメリガサはこの2本だけ採れました。
不作のキノコもあれば大豊作のキノコもあり
コウタケとアミタケ。
コウタケは大豊作でたくさん採れました。アミタケは例年より少なかったです。
ハエトリシメジ(注)とツノシメジ(食毒不明)。
ハエトリシメジはキシメジと一緒によく見かけるはずですが、今年は少なかったです。
ツノシメジは試しに一度食べてみましたが、うまくないので二度と採りません(笑)
ハツタケとハナイグチ。
ハツタケはそもそもそんなにたくさん採れるキノコじゃないです。
ハナイグチは場所によってはかなり群生していました。
ヌメリイグチとマツオウジ。
ヌメリイグチはシーズン通して数本だけ。マツオウジは傷んだものを見かけた程度。
アイシメジとキシメジ(注)。
アイシメジはシーズン通して数本採れただけ。キシメジは中盤から終盤まで大量に発生しました。
早めに出てきた終盤キノコ・・・しかし後が続かず
オウギタケとクリタケ。
オウギタケはそれほどたくさん採れるキノコではないですが、今年はかなり採りました。
クリタケは例年よりかなり早くから採れました。
マツタケモドキとクロカワ。
マツタケモドキは中盤にちらほら見かけました。
クロカワは少なかったです。
ヤギタケとマツタケ。
ヤギタケは傘だけ見るとクロカワに似ているんですよね。クロカワ同様少しだけ採れました。
マツタケは序盤から大豊作だったので、ある程度採れました。
ナラタケとムキタケ。
ナラタケは昨年見つけた群生ポイントを始め、かなり採れました。
ムキタケは最終盤に少し採れました。
シロナメツムタケとシモフリシメジ。
シロナメツムタケは少しだけ採れましたが、チャナメツムタケは今年は採れませんでした。
シモフリシメジは今年は例年より少なかったですが、最後に採れて良かったです。
その他各種毒きのこはいろいろ出ていましたが、例年良く見かけるドクベニタケ(毒)やベニテングタケ(毒)がかなり少なかった印象です。カキシメジ(毒)も例年よりは少なめだったかな。
一つずつでも確実にわかるキノコが増えるのは嬉しい!
こうやってピックアップしてみると、今年採って食べたキノコは34種類。いろんなキノコが採れました。
今年嬉しかったのは、大好きなコウタケがたくさん採れたことです。
終盤キノコは不調でしたが、ナラタケが採れるポイントをいくつか見つけられたし、今まであまり採れなかったムキタケが採れたのも良かった。
今年はツキヨタケ(毒)も見つけたので、ムキタケやヒラタケとの判別もはっきりわかるようになり、今後のきのこ狩りに生かせる実り多きシーズンとなりました。
コメント
リコプテラさんちでキノコパーティーしたいです(笑)
Nori1022さん、こんばんは。
はい、キノコ豊作の年の秋にぜひお越し下さい。
一緒に高地トレーニング兼ねてきのこ狩りしましょう!
その後、トレーニングを無にするキノコパーティーを開催(笑)
こんばんは
こうしてみると、沢山の食べられるキノコがあるんですね。
言われるように、確実に分かるキノコが増えていけば良いんでしょうが、アミタケとマツタケ以外に増えないのは情けないです。
マンボウさん、こんばんは。
とにかくキノコは種類が膨大なんですよね。
その中で一般的に食べられているものは限られますが、他が全部毒かというとそういうわけでもなく、無味無臭だったり小さすぎたり、数が少なかったりで食べるのに適さないってものかなりあります。もしかしたらそれが一番多いかも。
アミタケとマツタケの次にお勧めなのは、ショウゲンジ、ハナイグチあたりです (^_^)
凄い種類ですね‼️ 私は、覚えられません 今シーズン、子供のお陰で クリタケは食べました。キノコ豊作の年なのに、なかなか足が山に向かず、シーズン終了でした。
Kさん、こんばんは。
私もこれを一気に覚えようとしたら無理です(笑)
山を歩いていると「これは何かな?」と思うキノコに出会うので、それを調べて食べられるものだったら一つずつ覚えて、の繰り返しでした。
クリタケご飯美味しいですよね!
ウチの辺りでは9月に渓流とキノコが重なってしまうので、両方行こうと思うとかなりハードスケジュールになっちゃいます(笑) 今年はキノコ優先でした。
渓魚もキノコもシーズンは終了したけど、「まとめ」なんて記事を読むと年の瀬かと思って寂しくなっちゃうじゃないですか。(笑)
kuniさん、こんばんは。
こちら最低気温が氷点下に近づいてきていて、もはや年の瀬の雰囲気なんですよね(笑)
冬は寒いから嫌いだけど、クリスマスから正月にかけての雰囲気は好きなんですよね。
新春とは言え、本格的に寒くなるのもドカ雪が降るのも年が明けてからなので、油断できませんが。
早くも春が待ち遠しいです(笑)
シーズンお疲れ様でした。
34種とは多いですね。また最後の「確実にわかるキノコが増えるのは嬉しい!」の一文は、凄く良く分かります(^^)
私は知らない種が多くて、まだまだ勉強中です。でも楽しいんですよね♪
アイさん、こんばんは。
私はもう終了にしましたが、アイさんのところではまだ冬キノコが楽しめそうですね。
今シーズン、いろんなキノコが採れましたが、種類によってはほんの数本というようなものもあって、豊作とは言っても全てが豊作というわけにはいきませんね。
はっきり判別できるキノコが増えると、秋の山歩きが楽しいですよね。
キノコの種類は莫大なので、私も勉強中です。たぶん、私は一生勉強中だと思います(笑)