完全にきのこブログになちゃってますが、きのこシーズン真っ盛りなのでキノコ記事を連投します。
前回は、山が乾いていてキノコの収穫量は少なかったです。
キシメジだけはたくさん出ていましたが、採りすぎても困るのでほどほどにしておきました。
そして、2箇所目の山にはハナイグチが出始めていました。
ハナイグチはとても美味しいキノコ(私は一番好き)なので、タイミングを逃してはいけないと、3日後の10/6に少しだけ山を歩いてみることに。
信州人が愛してやまないキノコ|2022年秋 第七回キノコパトロール
カラマツ林にジコボウを採りに行こう!
見ての通りのカラマツ林。狙いのハナイグチはカラマツ林によく出てくるキノコです。
少し雨が降ったので開いた傘が傷んでいるものもあるし、虫食いもあります。
孔管(傘裏のスポンジ状の部分)に虫食い跡があっても食べる分には全く問題ありません。仮に虫が入っていても食べても特段問題はありません。
まぁ、でも私は虫食いのキノコは持ち帰らないですけどね(笑)
虫食いや傷みのないきれいなものだけを丁寧に腰ビクに入れます。
凄い、ハナイグチ祭りですね、これは! 何箇所も群落になっています。ちょうど食べ頃もものも多いです。
正にキノコの代表と言えるような姿かたち、そして枯れ葉の山に映える色合い。
とにかく私を含め、信州人はこのキノコが大好き。
子供の頃は、ちょっと裏山に行けば簡単に採れましたが、最近は減ってきている気がするのでちょっと心配。
その他のキノコはおまけ程度ですが…
広葉樹の倒木から生えているのはナラタケじゃないですか。
ハナイグチに対してナラタケはうちの辺りでは馴染みが薄いキノコです。
雨に濡れるとじとっと湿って傷んだように見えるし、色合いも地味。
このキノコ、東北や北海道ではかなり人気がありますね。
昨年くらいから私も採るようになりましたが、これも良い出汁が出て汁物に入れるとうまいんですよねぇ。
傘が開いたウラベニホテイシメジも何本か。
クリフウセンタケも少しだけ。
少し土臭さがありますが、それがまたこのキノコの持ち味で、すき焼きや肉豆腐なんかに最高です。
眼下の凹地になにやら大きなキノコ(黄色矢印)。
降りていくのめんどくさいけど、正体を確認しないと気が済まない。がんばって降ります。
カラカサタケでした。今年は妙にたくさん見かけます。これ、一応食べられますが、敢えて採るようなものでもないです。大きくと見た目のインパクトはありますけどね。
ケロウジ(食不適)は良く見かけますが、ドクベニタケ(毒)は今年は極端に少ないような。
上へ行くとアカマツの林になりますが、こういう藪が多いところにはマツタケは出ません。
ちょっとだけアミタケもありました。
あっちの山の長老アカマツの半分くらいの太さのアカマツ。
山を降ります。
ショウゲンジがほんの少しだけ。
キシメジ(注)もありますが、今日はスルー。
本日の主な収穫
ハナイグチ、ウラベニホテイシメジ、ナラタケ、クリフウセンタケ、アミタケ、ショウゲンジ。
狙い通りにハナイグチが採れたのは嬉しいです。
その他のキノコはおまけ程度ですが、一週間後にはショウゲンジがどっさり出てきました。
今年はキノコの出方が少しおかしいようです。
ここへ来て気温がぐっと下がり朝晩は寒いくらいになってきたので、山では一気に晩生キノコが出てきそうな気配です。
コメント
前にも書いたことがありますが、ハナイグチは子どもの頃に食べた「スーパーで買ったのではないキノコ」なので懐かしいです。
なぜか両親がキノコに目覚めて、初めての獲物がこれだったなぁ。^^
kuniさん、こんばんは。
そうですね、前にもハナイグチのコメントもらいましたね。ご両親はキノコ狩りを楽しまれてたみたいですね。
ハナイグチは比較的見つけやすくて間違えるようなこともないので、安全に採れる庶民派キノコなんですが、最近うちの辺りでは減っているようです。
汁物に入れると絶品ですよね。私は食べる分にはこのキノコが一番好きです。