私のキノコシーズンはほぼ終わりましたが、今年はちょっと変わったキノコを食べてみたのでそれについて書きたいと思います。
カラカサタケとオオイチョウタケを食べてみた。
意外と旨みがたっぷり、カラカサタケ
まずはカラカサタケから。
これは幼菌で、長い柄に丸いボールが付いたような形をしています。いかにも毒キノコっぽい(笑)
この傘の部分をぎゅーっと思いっきり握りつぶしても、また元の形に戻ります。だからニギリタケという別名があります。もの凄く弾力があるんですよね。こんなキノコも珍しい。
今回はあまり大きくないものを2本だけ採ってきて下茹でして、傘と柄を切り離して別々に使います。
傘の部分はフリッターに(詳しいレシピはこちら)。
傘はシイタケのような旨みがあって、とても美味しいです。
今回はから揚げ粉を水に溶いて衣にしましたが、本格フリッターの衣についても上記リンクに記載しました。
柄の部分は細かく刻んで卵焼きに入れてみました(詳しいレシピはこちら)。
柄は強い繊維質で、長いままだとまるでスルメのよう。しかもスルメと同様噛めば噛むほど旨みが出てきます。
細かく刻んでオムレツやハンバーグ、餃子などに入れても良いです。
肉厚でプリプリ、これも見た目以上に美味い!
もう一つはオオイチョウタケ。
山奥ではなく、公園や竹藪脇、林道脇などに株になって生える巨大なキノコです。
こちらもなかなかに毒っぽい(笑)
二つに割ってみると柄の中は真っ白できれいに詰まっています。これは食べ応えありますね。
キノコうどん(詳しいレシピはこちら)。
アミタケやハナイグチ、それにとろろ昆布も加えてうどんに。
オオイチョウタケはヒラタケを肉厚にしたようなプリプリした食感で食べ応えがあります。美味しいキノコうどんになりました。
オオイチョウタケの味噌炒め(詳しいレシピはこちら)。
ニンジン、ピーマン、ベーコンと一緒に炒めてみました。肉厚でプリプリしたオオイチョウタケが旨みたっぷりで、立派なおかずが出来上がりました。
カラカサタケは今年は割とたくさん見かけましたが、これを採って帰る人はほとんどいないでしょう。オオイチョウタケは身近な場所で今までも見かけたことはありましたが、これも採る勇気のある人は少ないかも。
怪しく見えるけど、美味しいキノコで料理に使いやすいことが分かったので、来シーズンはもっと採ってきていろんな料理を試してみたいと思います。
コメント
恐る恐る食べてみたら、実はとっても旨かった・・・って、なんだか得した気分ですね。(^_^)
ホントは全然恐る恐るではなかったかもしれないけど。
kuniさん、こんにちは。
毒はないことはわかっていましたが、美味しいかどうかはわからないので、そういう意味では恐る恐るでした。見た目がとても美味しそうに見えないこともあって(笑)
この二種は想像を超えた美味しさで、今後も見つけたら採ってくると思います。オオイチョウタケの方は簡単には出会えませんが・
こんばんは。
カラカサダケ、私は傘の部分はてんぷらで、足の部分は焼いて食べたことが有りますが、確かに足はスルメのようですね、オオイチョウダケは知らないキノコです、肉厚で良さそうなキノコですね、今年はついに大物に出会うことなく終わりました、キシメジすら無かったですね、その代わりジコボウは沢山塩蔵出来ました。
kuta80さん、こんにちは。
カラカサタケの傘は火を通すとシイタケみたいな感じなので、普通に天ぷらでもいいですよね。
柄はかなり強い繊維質で長いままだとなかなか噛みきれない感じが面白いです。オオイチョウタケ、公園や林道脇にも生えるキノコなんですが、なかなか出会えないです。食べ応えは満点で美味いんですけどね。
全般にアカマツ林のキノコは不作でしたね。キシメジはほんの少し採れただけです。
こちらもジコボウは品質の良いものがたくさん採れました。
カラカサタケってマジでカラカサですね!すごい。
Nori1022さん、こんにちは。
カラカサタケは大きくなって傘が開くと本当にカラカサの様で、中トトロくらいなら実際に傘として使えるでしょう(笑)
いろんな形をしたキノコがあって、食べられない物も見るだけでも楽しいです。
リコさんなら野食ハンター茸本朗超えられる。
執筆と動画の二刀流やってほしい。
熊に気をつけてね。
nanaさん、こんにちは。
私、あんまり他の方のブログやYouTubeを見たりしないので、野食ハンター茸本朗さんも知りませんでしたが、検索してみるとかなりいろんなもの食べてる人みたいですね。ちょっと私とは方向性違うと思いますが、おもしろいですね。
ありがとうございます!