1ヶ月余り更新が滞ってしまい、お久しぶりとなってしまいました。
いろいろと多忙だったのと、鼻、喉の調子が良くなかったこともあり、どうにもブログまで手が回りませんでした。が、今現在、忙しさもピークを越え体調はほぼ復調しました!
それに、忙しくても体調が悪くても山にだけは頻繁に行っていました(笑)
喘息(私の場合は疑いですが)って昔から空気の良い田舎に移り住んで療養する、みたいなの聞きますよね。確か、『借りぐらしのアリエッティ』に出てきた少年も喘息で田舎の屋敷に療養に来てたんじゃなかったけ? と調べてみたら、心臓の病気でしたが…
まぁ、とにかく家に籠もっているより新鮮な空気たっぷりの山へ行った方が良い感じするじゃん。
という言い訳のもと、キノコパトロールには足繁く通っていたのです。
速報が途切れたままキノコシーズンもほぼ終わりなので、とりあえず総集編をお届けします。それぞれのキノコパトロールで、おもしろいキノコがあったり、来年のキノコ狩りに向けて重要な情報を記録しておかなければいけないので(それはあくまで私自身にとってですが)、詳細記事は今後地道に書きます。
というわけで、前回の第3回パトロール(9月14日)以降の状態をタイムリーにお届けできませんでしたが、今年の秋のキノコ狩りについてまとめました。
大休止を挟んで大豊作|2024年秋 キノコパトロールダイジェスト
第1回キノコパトロール(9/5)
気温が高く山はまだ夏のイメージでチチタケとアミタケが少し。それからウスムラサキホウキタケがまとまってとれた程度。山をフルに歩いたのに他にめぼしいキノコは採れず、暑さと病み上がりと昨年までのルート崩壊でとにかく疲れた〜。
第2回キノコパトロール(9/12)
一週間前とは打って変わって山一面にアミタケが! とても採りきれない量。
サクラシメジ少しとおまけにマツタケまで。
この時には「今年のキノコは大豊作間違いなし」と確信したんですが…
第3回キノコパトロール(9/14)
いつもの山とは違う低山の様子見に。午後2時頃から短時間でハツタケやタマゴタケ、それからサクラシメジが列をなしてどっさりと。
周辺では「今年はキノコは不作だ」という声が聞こえ始め、うーん、この先どうなんだろう?? とやや不安な気持ちに。
第4回キノコパトロール(9/16)
前回から二日後の雨の中、アホだからいつものメイン山へ出かけました。
モリノフジイロタケとウラベニホテイシメジの大群生に出会いました。その他のキノコはちらほら見かける程度でしたが、今回も腰ビクはいっぱい。
第5回キノコパトルール(9/19)
普段のコースを少し外れてシャカシメジを見つけ、その後は早くもコウタケの大収穫。
保存用に裂いて干してもまだたっぷりあったので、残りは全部グリーンファームへ持って行って売ることに。
山のキノコは全く出ていなくて、キノコ出品台は私が独占してしまうという事態に。値段は自分で設定できるのですが、競合相手がいないので高めにしとこう(笑)
うーん、やはり他ではあまりキノコは採れていない様子。
第6回キノコパトロール(9/23)
午後2時頃からいつもの山へ出動。前日の雨で山はぐっしょり。
引き続きコウタケがたくさん、それからウラベニホテイシメジとマツタケまで採れてご満悦。
第7回キノコパトロール(9/24)
午後2時頃から、少しだけ近場の低山を歩く。
大きなウラベニホテイシメジ1本と、あとは夏キノコのチチタケのみ。まだ山は夏のような雰囲気。いつもの山のようにはキノコが出ていません。
第8回キノコパトロール(9/26)
いつもの山をいつもと同じだけ歩き回りましたが、キノコの量が大幅ダウン。
シャカシメジ、コウタケ、ウラベニホテイシメジなど。珍しいところではホンシメジが2本だけ、ヌメリササタケが1本だけ。
ここへ来て、メインの山もキノコ発生に急ブレーキが掛かってきています。
第9回キノコパトロール(10/7)
しばらくキノコの発生が止まってしまった後、再びキノコが大発生。
アミタケも再度出てきて、もう終わりかとおもったコウタケも続々。キシメジ(注)もたくさん出てきました。別のカラマツ林ではハナイグチも採れ始めましたが昨年ほどは採れません。
第10回キノコパトロール(10/14)
いつもの山で引き続きキシメジはどっさり、そして今まで唯一不調だったショウゲンジが今頃になってたくさん出てきました。
それから、今年は長く取れ続けているコウタケ。大きくなり過ぎて傷んだものもちらほら。
輪生しているホンシメジを見つけたのは何より嬉しかったですね。
第11回キノコパトロール(10/20)
今シーズン初と言っても良い早朝からのキノコ狩り。
前回より大きくなったホンシメジ、前回に引き続きショウゲンジもどっさり。まだコウタケが採れているのも不思議ですが、クリタケやナラタケも採れ始めていよいよキノコも終盤。
第12回キノコパトロール(10/26)
近場の低山です。カラマツ林ではハナイグチ。アカマツ混生林ではまだアミタケやショウゲンジが採れます。チャナメツムタケとクリタケも少し。
第13回キノコパトロール(10/27)
夕方ちょっとだけ近場のシモフリポイントへ状況確認に。
狙い通り、シモフリシメジが少しとクリタケが少し採れました。
第14回キノコパトロール(10/31)
前回近場でシモフリシメジが採れたので、いつものメイン山へ最終行。
ナラタケ、クリタケ、そして狙いのシモフリシメジもどっさり採れました。オマケにムキタケもたくさん採れて、良い締めくくりとなりました。
2024年秋のキノコ狩りまとめ
時期的な傾向
アミタケが山一面に生えていた9/12前後、キノコは大豊作の予兆を呈していました。しかし、残暑が厳しく雨も少なかったので山が乾燥気味で、そこから9月下旬まで第ブレーキが掛かりました。
個人的にはその間も毎回ビクいっぱいになるほどなんらかのキノコが採れていたので、あまり不調を感じませんでしたが、世間一般ではとにかく9月中旬から下旬まではキノコはダメでした。
ところが、10月になるとまたキノコが続々と出始め10月下旬まで大豊作が続きました。
種類による傾向
種類で言えば、マツタケ、コウタケは大豊作。アミタケは9月上旬にどっと出ていったん終わったかと思ったら10月にまた出始め長い期間採れ続けました。ショウゲンジは9月中はほとんど採れず、10月の中頃になってから大量に出てきました。
サクラシメジは例年並みに採れ、ウラベニホテイシメジは例年よりたくさん発生した印象です。
あとは、タマゴタケやアカヤマドリは例年通りよく見かけましたね。
ハナイグチは、大豊作だった昨年に比べると質、量ともに見劣りしますが、ほぼ例年並みでしょう。
終盤のクリタケ、シモフリシメジも例年並みにたくさん採れました。昨年ポイントを荒らされて心配していたナラタケもタイミング良く状態の良いものがたくさん採れました。
個人的に毎年あまり採らないクリフウセンタケとチャナメツムタケですが、例年グリーンファームでたくさんみかけるクリフウセンタケを今年はほとんど見なかったので、不作だったのかもしれません。
キノコ(真菌類)はとても不思議な生物
シーズン通してみると、私がキノコ狩りを本格的に始めた2014年以来、一、二を争う大豊作の年だったと言って良いと思います。
ただ、9月上旬から少しずつキノコが採れ始め右肩上がりに収穫が増えていくというような感じではなく、従来とは違い9月上旬にどっと出ていったん大休止を挟んでまたどっと出始めるという少し不安定な出方でした。9月の猛残暑が影響していることは想像に難くないです。
地球環境は私たちが想像している以上に急速に変化してきているのかもしれません。最近、単にキノコを採るだけでなく菌類(真菌類)について少し勉強し始めたら、真菌類はとてもおもしろい生物だということがわかってきました。
今後もキノコには注目していきたいと思っています。
さて、釣りジャンルの記事も溜まっているので気合いを入れて書かなくては。
コメント
おはよございます
お元気そうなのが良く分かって、何よりの記事です。
それにしても、2か月間で14回とは凄い!
採った後の処理も考えると大変だったでせう。
この後も。、冬のざざ虫漁と続くので、兎にも角にも健康的なアウトドアライフが過ごせてエエですね。
マンボウさん、おはようございます。
体調がすぐれず、多忙も重なってすっかりご無沙汰してしまいました。
やっとどちらも落ち着きました。
体調については、マンボウさんにいろいろ教えていただいた通りでして、根本的な原因はおそらくエアコンのカビ(シロッコファンに付着したカビ)だったのではないかと。それが鼻の不調をもたらし、そこから後鼻漏状態になり、気管支にも影響を与え咳が続いていたんだと思います。諸々対処しまして、今はすっかり良くなりました(近々検査はありますが)。それについては、またブログに詳しく書きますが、マンボウさんのおかげで体調戻りました。ありがとうございます!
体調悪くても山には足繁く通いました。なんせ、今年は稀に見る大豊作だったので(笑)
冬のざざ虫漁も万全の体調で臨みます。
おはようございます。
更新が無いので心配しましたがお元気な様子で安心しました。
今年は後半になってキノコが沢山出ましたね、私も何年ぶりかでマツタケを採ることが出来ました、それにしてもコウタケ凄いですね、残念ながら私はコウタケのシロまで行くことが出来ず断念しました、保存も効く良いキノコですのにね、まだシモフリシメジが出来ているそうですね。
kitaさん、おはようございます。
すっかりご無沙汰してしまって、ご心配おかけしました。
多忙と体調不良でどうにもブログにまで辿り着けない状態が続いていましたが、おかげさまでやっと体調は元に戻り地元役員の仕事も山を越えました。体調悪くても、忙しくても山にだけは頻繁に行ってたんですけどね(笑)
今年は途中大ブレーキが掛かりましたが、キノコ全般大豊作でしたよね。私もマツタケは例年以上に採れましたし、コウタケは今までで一番たくさん採れて、ありがたい限りです。体調不良を押して山に通った甲斐がありました。
シモフリやチャナメはまだ採れる場所はあるでしょうね。私は今年はこれ以上採るとバチが当たりそうなので、キノコ狩りは終了にしましたが(笑)
復調されたようで、めでたしめでたし。^^
やはりよく知った方の活動が止まっていると、心配ですもんね。
きっと好調なキノコパトロールも、復調に一役買ってくれたのでしょう。
ボクは先月くらいから仕事が多忙を極め、例年であれば秋から冬にかけて「お前いつ仕事してるんだ?」と思われるほど釣りに足繫く通うはずが、近場短時間釣行でお茶を濁す程度になってしまっています。
来春くらいまでは、そんな感じになってしまいそうで怖いです。
その間は元気になったリコプテラさんのブログで疑似体験させて貰う予定なので、続々楽しい記事のアップを期待しております。
・・・とハードルを上げておきますね。(笑)