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自分で簡単にできる|MTBのタイヤ交換&チューブ交換

MTB
この記事は約7分で読めます。

昨年のイタチ谷二泊三日釣行の直前に、MTBのブレーキ不調とパンクが発覚して全行程歩きというという憂き目に遭いました。まぁ良い釣りできたんで文句はないですけども。

ブレーキケーブル&ワイヤー交換については、↓こちらをご覧下さい。

そういうわけで、今回はMTBのタイヤ交換&チューブ交換です。

意外と簡単!自転車のチューブ交換&タイヤ交換

前にも書きましたが、2年以上前からタイヤサイドにひびが入ってきているので交換しなくちゃ、と思っていましたが、まだいいかなとズルズルと先延ばしになっていたのです。
そんな折に、リアタイヤのパンクが発覚。
パンクだけなら、チューブを引っ張り出して穴の開いた部分にパッチを貼るという、中学生時代にやったことがある修理をしても良いんですが、今回はタイヤと同時に古くなったチューブも交換することにします。

タイヤ交換に必要な工具

・10mmスパナ
・タイヤレバー(アマゾンで見る楽天で見るヤフーで見る
・小さなマイナスドライバー
・空気ポンプ(アマゾンで見る楽天で見るヤフーで見る

タイヤ&チューブ交換に必要な部品

・タイヤ(アマゾンで見る楽天で見るヤフーで見る
・チューブ(アマゾンで見る楽天で見るヤフーで見る
・リムテープ(アマゾンで見る楽天で見るヤフーで見る
・虫ゴム(アマゾンで見る楽天で見るヤフーで見る

まずはフロントタイヤから。

タイヤとチューブをホイールから外す

 
タイヤを外します。
タイヤサイドはこの通り、ひび割れてきていて既に使用限界ですね。

 
エアバルブのキャップを外し、袋ナットも外します。この二つは手で回せます。
それから、10mmスパナで薄いリムナットを外します。

 
写真1枚目は、エアバルブの部品です。これは日本の自転車には一番多く使われている英式バルブ。他に、自動車と同じタイプの米式。ロードバイクに使われることの多い仏式もありますね。
キャップ、袋ナット、リムナット、虫ゴムの付いたプランジャーという部品。
写真2枚目は、タイヤを外す時に使うタイヤレバーです。

 
バルブの部品を外した段階で空気は抜けてるので、タイヤレバーをバルブの反対側に差し込みます。奥まで差し込んでグイッとテコの原理で押し上げるとビード(リムとタイヤの接触部分)が一箇所外れます。
このタイヤレバーはスポークに引っかけられるようになっているので、引っかけると手を放してもタイヤが元に戻りません。
もう一本すぐ横にタイヤレバーを差し込み、横にずらしながらぐるっと一周移動させると、片側のビードが外れます。


片側のビードが簡単に外れました。

 
片側のビードが外れたら、タイヤとチューブを持ち上げてホイールから外します。バルブの部分には無理な力を掛けないように慎重に。
特に苦労することなく外れます。
リムのところに黄色く見えているのはリムテープと呼ばれるもので、ニップル穴(スポークを固定する部品を入れるための穴)を塞ぐためのもの。これも定期交換した方が良いらしい。


左から、外したタイヤ、チューブ、ホイール。

リムテープも同時交換推奨

 
見たところ、リムテープには特に劣化や損傷は見られないけど、この際交換します。
小さいマイナスドライバーをバルブ穴に引っかけて持ち上げ、こんな感じに差し替えてテコの原理でぐいーっと持ち上げて向こう側に。
写真1枚目は、上記したニップルホーツです。これと干渉してチューブを傷めないためのテープです。

 
リムを傷つけないように慎重に。
一箇所外せばするっと全体が外れます。

 
新しいリムテープ。幅が各種あるので、外したリムテープの幅を計って同じ幅のものを注文するのが一番確実。私は20mm幅のものを購入。
バルブ穴の位置を合わせて、左右均等に少しづつはめていきます。この時、穴位置がずれないようにドライバーを差し込んでおいて両側はめていく方法が良いようです。私はやりませんでしたが。

 
全体がリムに入ったら、ねじれていたりしないか、ちゃんとリムのセンターに収まっているかチェック。ズレているようなら小さいマイナスドライバーなどで微調整。

頭を悩ませてしまうタイヤとチューブの購入

ここで、購入したタイヤとチューブに関して書きます。
タイヤサイズは元々装着されていた26×2.1に合わせます。
26×2.1という表記は、
タイヤ外径が26インチ、タイヤ幅が2.1インチという意味です。


これが新しく購入したタイヤ。
シュワルベ ラピッドロブ 26×2.10アマゾンで見る楽天で見るヤフーで見る

 
さて、次はチューブです。
写真1枚目は今まで入っていた古いチューブ。
写真2枚目が今回購入した新しいチューブ。これはホームセンターで買ってきました。
26×1.9/2.125という表記は、
26=26インチタイヤサイズに適合
1.9/2.125=1.9〜2.125インチ幅のタイヤサイズまで適合という意味。
新しく購入したものは、
26×1.75/2.125、つまり
26インチで、幅1.75〜2.15インチのタイヤサイズに適合ってこと。
新しいものの方が適合幅に余裕があるので、問題なし。

とってもわかりにくいタイヤサイズ表記
自転車のタイヤに関するサイズ表記は規格がいろいろあってとてもややこしい。
上記したインチ表示の他にmm表示もあるし、タイヤ幅が少数ではなく分数で書かれているものもあったり、もうチンプンカンプン(笑)
最近ではETRTO(エトルト)という統一規格が出てきているけど、ETRTO表記のみに統一されたわけではないんだよね。
さらに、インチ表記やミリ表記ではタイヤ外径×タイヤ幅で表示されていたものが、ETRTOではタイヤ幅×リム外径(単位はmm)で表示されているので、要注意。
ちなみにETRTO表記だと私の自転車に適合するのは、50-55954-559ということになります。

新しいタイヤとチューブを装着する

サイズさえ合っていれば装着するのも簡単です。

 
あれれ、新しいものは古いのに比べてバルブが長いけど??
試しにリムに装着してみると、長くても特段問題は無さそうだけど。
調べて見たらリムの高さによって、バルブ長も種類がいくつかあるんだとか。
古い方は40mm、新しい方は60mm。とりあえずは問題ないので、このまま使うことにします。

 
まず、新しいタイヤのビードを片側入れます。
チューブのバルブをリムのバルブ穴に通します。この時点ではリムナットは取り付けません。

 
とりあえずチューブをタイヤの中に入れ込んでいきます。
ぐるっと一周。


そのままの状態で、リムナットをはめて(まだ締め付けない)、プランジャーを装着し袋ナットも締め付けます。
虫ゴムはホームセンターで購入したものに交換しましたが、最近は虫ゴム不要のプランジャーがアマゾンなんかで安価で売られていますね(アマゾンで見る)。
この状態で少しだけチューブに空気を入れます。←これ重要です。
少し空気を入れると、タイヤの中でチューブの収まりが良くなるので、ぐるっとチューブがちゃんと入っているか確認します。

 
あとは、チューブを噛まない様にもう片方のビードをはめ込みます。
ビードをはめる時にタイヤレバーを使うとチューブを噛んでしまう可能性があるので、手ではめ込みます。手でも特に難しくはないです。
タイヤのロゴマークのセンターにバルブ位置が来るようにするとカッコイイらしい。私はしませんでしたが(笑)
それにカッコだけじゃなく、バルブに対してのロゴ位置がわかっていると、チューブのパンク位置からタイヤに異物が刺さっていないか確認するための位置特定しやすくなるというメリットもあるとか。
チューブとタイヤのビードをちゃんとはめたら、ここでリムナットを締め付けます。

 
タイヤにしっかり空気を入れます。本当は圧力計付きのポンプでタイヤ圧計った方が良いと思います。
リムナットを締め付けて、キャップをはめたらフロントタイヤは完了。
リヤタイヤも作業は同様です。

自分で交換作業をやってみた感想

自動車やバイクのタイヤ交換(タイヤ組み替え)のイメージがあって、かなり大変かなと思っていましたが、やってみると想像より簡単にタイヤ&チューブの交換ができました。
次回はもっとスムーズに作業できるでしょう。


というわけで、無事にブレーキケーブル交換とタイヤ交換が完了しました。
これで、またしばらくは安心して林道を走れそうです。

昨年秋にはすでにこの状態で林道を走っていて、大きな問題はないですが、念のためフロントブレーキのローターは交換しようかなと思っています。
さて、渓流解禁も近づいてきたことだし(と言っても、解禁当初はMTBの出番はないけど)、今年も相棒にはバリバリ活躍してもらおう。

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コメント

  1. これだけ乗って、更にはメンテナンスもしてやれば自転車も本望でしょうね。^^
    タイヤレバーなんて便利なものを持っていなかった子供の頃は、うまく外れかけたタイヤが何かの拍子に元に戻って「あぁ、もう・・・」なんてなっていました。(笑)
    着々と渓流解禁準備が整っていますね。

  2. こんにちは。
    なんでもやっちゃいますね流石です、私もママチャリのタイヤがつるつるでどうしようかと考えましたが、大昔自分でやった事があるくらいで心配でしたので、カインズで交換してもらいました、15インチ前後で8千円台でした、思ったより安かったですが5年位で寿命ですね。

  3. おはようございます
    自転車のタイヤ交換で、リムテープ迄交換するとは・・・
    リームテープは普通のテープを付けるだけと思っていました。
    と、言うか、リムテープと言う名前自体を初めて知りました。
    面白いです。